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101話 ページ3

無事に塞がった外門

しかしエレンはこうもあっさりと塞がるのかと思った

5年間、ずっと巨人の侵入を許し続けてしまったあの門が

日常と共に破壊されてしまった門が

だが門を塞げば終わりではない

敵が健在なら何度塞いでも門は破壊される

ベルトルトやライナー、敵を殺すまでウォール・マリア奪還作戦は完了しない

『エレン、次は内門だけど──』

バシュウ!

『!』

エルヴィン達のいる内門から赤の信煙弾が上がった

『作戦中止?』

急いで内門に戻ると、何やら兵士達が壁面を刃で叩いている

『アルミン』

アルミン「Aさん!」

『これは?』

アルミン「壁の中に敵がいるかもしれません!」

『壁の中…?』

1度下に降り、壁を見上げたAは思い出した

女型捕獲作戦の時、壁から巨人の顔が覗いていた事を

その時だった

キィン!

「ここだ!ここに空洞があるぞ!」

しかし空洞を発見した兵士は直ぐに死んだ

刃に貫かれて…

アルミン「ライナー!」

だが調査兵団も殺られるだけでは無い

リヴァイとAが即座に反応し上と下、両方からライナーを攻撃した

『(ここで息の根を止めれば!!)』

だがそう上手くはいかない、ライナーの目がリヴァイとAを見た

リヴァイ「離れろA!」

『!』

Aも直ぐに異変に気付き離れた

そして次の瞬間、眩い光と共に鎧の巨人が姿を現した

エルヴィン「周囲を見渡せ!他の敵を捕捉し──」

ドォン!

今度はシガンシナ区の内側、つまり広大な土地が広がるウォール・マリアの内地から大量の巨人が現れた

そしてその中には獣の巨人

獣の巨人は大きな岩を持つと、内門目掛けて投げた

だが岩は兵士には当たらず、壁の下に落下した

「外したのか?」

エルヴィン「いいや、いいコントロールだ。奴は扉を塞いだ、馬が通れない程度にな。まず馬を狙い包囲する、我々の退路を絶ち、殲滅する為に。我々は互いに望んでいる、ここで決着を付けようと。人類と巨人、どちらが生き残り、どちらが死ぬか!」

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エリウ(プロフ) - ありがとうございます! (2022年8月10日 10時) (レス) id: 7a0bf131de (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません!!好きです!! (2022年8月10日 8時) (レス) @page12 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリウ | 作成日時:2022年8月7日 15時

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