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「？…もしかしてお前知らねぇの？」
タケミチの考えが顔に出ていたのだろうか、Aはタケミチが"Aと東卍の関係"を知らない事を察した。
少し考えたAはタケミチがまだ東卍に入って数ヶ月ほどしか経っていない事を思い出した。
Aは「可哀想にな」と一言呟くと再びタケミチを殴り始める。
抵抗もできず、ただ一方的に殴られ続けるタケミチ。意識も飛びそうだ。その時だった。
「辞めてください！」
なんと、ヒナがAとタケミチの間に割って入って来た。それに驚くタケミチ。
Aも一瞬目を見開いた。ヒナはタケミチの前に立ち手を大きく広げ、Aを睨め付ける。
だが、ヒナは恐怖で震えていた。それなのにも関わらず、タケミチを守るために恐怖に立ち向かうヒナにタケミチは胸を打たれる。
「こ、これ以上タケミチくんをいじめないで下さい！」
「ヒ、ヒナ…」
「ほう。彼氏を守るだなんて肝の据わった女だなぁ」
Aはヒナの度胸に感心した。そしてAはヒナを殴った。
その衝撃でヒナは倒れてしまう。タケミチは痛む身体に鞭を打ち、ヒナの側へと一目散に近寄った。
殴られたヒナの右頬は真っ赤に腫れており、口端からは血が流れてとても痛々しい。
「なんて事するんだ！ヒナは女の子だぞ！」
「女だからどうした？私さ、"善意"ってのが大嫌いなんだよね。吐き気がする。そして弱い奴も嫌い。彼女に守られるなんてダセェな」
「っ…。そもそもアンタと東卍の関係ってなんなんだよ……！」
「これから死ぬ奴に教える義理なんてねぇよ」
そう言ってAはタケミチの胸倉を掴み、拳を振り上げる。タケミチはぎゅっと目を瞑る。
が、いつまで経っても痛みが来ない。それを疑問に思ったタケミチはそっと目を開く。
「タケミっちに手ェ出すんじゃねぇよ」
「ド、ドラケンくん！！？」
目の前にはAの腕を掴んだ東京卍會副総長 ドラケンこと龍宮寺堅がいた。
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微生物(プロフ) - あまつか。さん» コメントありがとうございます！ハマって頂けてとても嬉しいです！書きたい描写が多すぎてあまりギャンブル要素は入れられていないのですが、あまつかさんのようにあまり好ましく思っていない方にも満足頂けるような小説を書けるように頑張らせて頂きます！ (2022年12月19日 16時) (
レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
あまつか。 - 初コメ失礼します！自分はこう言った夢主がギャンブラー的な小説は好きでは無かったのですが、この小説は見れば見るほどハマってしまいました！夢主の性格とても最高です！更新楽しみに待ってます！！☺️ (2022年12月19日 15時) (レス) id: 68ee57cead (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - YUMiさん» はじめまして!!最近お気に入り登録者や高評価が増えていくにつれて「この作品は本当に面白いのか」と思っていたのですが、面白いと言って頂けて良かったです！安心しました！また気が向いた時にでも読みに来て下さると嬉しいです！ (2022年12月18日 21時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
YUMi(プロフ) - はじめまして。ほんっとに面白いです!!途中からの疾走感ヤバいです(◔‿◔)また読みに来ます♪ (2022年12月18日 20時) (レス) id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - ムウさん» コメントありがとうございます!!楽しんで読んで頂けているのなら良かったです!!完全に咲で打っている気でいました…!!ご指摘ありがとうございます!!すぐに修正致します!! (2022年12月16日 17時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：微生物 x他1人 | 作成日時：2022年11月13日 23時
