ターゲットと6人のマフィア【マフィア松】

mission38〜理恵Side〜 ページ43

理恵(チッ！龍紅って言ったかしら？私をボロボロになるまで蹴ったり、殴ったり…最後は、『主の気持ちを少しでも分かれ。クズ』って言いやがった！)

縛られてイライラしてる私は、ポケットに何かあるのに気付いた。

理恵(これは…)

薬だ。

理恵(確かボスが言うには、凄い力が湧き出るとか…)

フッと顔から笑みが溢れる。薬のビンを顔の前に転がすと、口で器用に開ける。そして、カプセルを囓ると、みるみるうちに力が湧いてきた。

理恵(凄い…)

縄を引き千切ると、私は廊下を出た。
すると、青色のネクタイをした男と緑色のネクタイをした男が、目の前に居た。

青色「フッ…やはり来たな。ladyの言う通りだな？My brother？」

緑色「本当だね。ってか香水臭っ！？腐った魚の臭いがするから早く終わらせよう。」

青色「そうだな…ん〜、吐きそうだ。」

理恵(コイツ等…)

理恵「黙って聞いてれば良い気になりやがって！！！」

私は、能力を使い、体を大蛇に変え、体からは無数の蛇が出て来た。簡単に言えばヤマタノオロチの様になっているのだ。

青色&緑色「！？蛇！？」

理恵「ウッフフフフフ♡私の能力は、体を蛇の様な体にすること。牙からは猛毒が出て来て、一度体内に入ると、血管の血が全て固まり、死ぬのよ！！！」

緑色「カラ松！！おそ松兄さん達を呼んできて！！！」

青色「だ、だが！！」

緑色「僕は大丈夫だから！早く行け！！」

青色「分かった！すぐ戻る！！」

青色の奴がドアに向かって走る。

理恵「させるか！！」

蛇を一匹青色の奴に向かわせると、蛇は真っ二つに切れた。

理恵「なっ！？」

緑色「あのさ、僕をいきなり放って置くって、結構良い度胸してるね。お前の首もさっきみたいに切ってやるよ。」

そう言うと、刃を此方へ向けた。

理恵「死にたいなら、お望み通り殺してやるわよ！！！」

そう言って蛇を向かわせた。

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