mission32 ページ36
一松「…遅い…」
貴方「ごめん…薬打つにのに少し手間取ったの、暗闇だったし。」
一松「あっそ…早く乗って…」
そう言うと一松は車のドアを開けて私は、乗ると後ろに拳銃を持った男が一松に銃口を向けて立っていた。
貴方(環奈…)
環奈「後ろには気を付けなさいよ?死ぬ事になるわよ?」
パァンッ
環奈は私の意識をいきなり閉ざした。
私は暗闇に眠ろうとした時、声が聞こえた。
貴方「環奈…?」
??「違いますよ、主。 俺は環奈と一緒に居たのに、主は、俺を見てなかったから…俺は主の使い魔です。名前は龍紅(りく)。」
貴方「龍紅…私の使い魔…」
龍紅は私の前に姿を現すと寂しそうに言った。
龍紅「やはり、思い出せない様ですね…」
貴方「ごめん…」
龍紅「なら、お話しましょう、貴方の全てを…」
貴方「私の全て…」
龍紅「実は…貴方は鬼龍院家の娘ではありません。」
貴方「えっ…」
龍紅「貴方の本当の名は、龍海(りんかい)Aです。鬼龍院家と対立関係にあった家なのです。」
貴方「そんな…」
龍紅「俺は産まれた時から貴方の側にいました。貴方もあの日までは龍海家の娘としてすくすくと成長していました。環奈も目覚める事は無く幸せでした。」
貴方「あの日?」
龍紅「貴方のご両親が殺された日です。」
貴方「え…」
環奈「A、交代よ。」
龍紅「また後で呼んで下さい。」
貴方「うん。じゃあ、後で。」
私はそっと目を閉じる。
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アリス - おもしろかったです更新頑張って下さいね (2017年8月15日 22時) (レス) id: 62eb9490ab (このIDを非表示/違反報告)
アリス - チョロ松ーーーーーーー最高だーーーーーーーー (2017年8月15日 22時) (レス) id: 62eb9490ab (このIDを非表示/違反報告)
龍神妖(プロフ) - 夢兎那さん» ありがとうございます!!(´;ω;`)これからも頑張ります! (2016年11月3日 18時) (レス) id: 77feb191ab (このIDを非表示/違反報告)
夢兎那 - 面白い!これからも頑張ってください! (2016年11月3日 17時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
龍神妖(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます!なんと嬉しいお言葉…!頑張って書くのでよろしくお願いします!! (2016年9月14日 7時) (レス) id: 77feb191ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍神妖 x他1人 | 作成日時:2016年7月22日 0時