泣いてる君が好き【三途春千夜】

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その後も待ち時間が暇で蘭さんにもらったタバコを吸い続けていた



.




「 わりィ 、 待たせた 」



そう言って乗ってきたのは 今度こそ間違いなく春千夜だった



『 ん 、 全然いいよ 』



そう言って灰皿に押し付け火を消してると 春千夜が顔を顰めた



「 何 、 お前タバコ吸ってんの ？ 」


『 あー たまたまね 、 もらったからさ 』



そう言えば 置いてあった箱をとる

取ったかと思えば容赦なく握り潰される




『 え 、 何 どうしたの 、 』



驚いてそう聞けば 「 気に入らねェ 」 と言われた 、 あまりに急なことだったので 反応が出来ずにいると そのままキスをされた

強引に引っ張られて 歯が当たり痛いなんて思っているとそのまま舌をねじ込まれる

拒否する必要も無いので 受け入れていると暫くしたら離れていった



「 まっず 、 」



そう言って おえっと 舌を出す



「 二度とあいつの煙草吸うなよ 」

「 吸いたいなら言え 、 俺のやるから 」



次 あいつの吸ったら許さねェ なんて言って春千夜は窓の外を向いた




.





『 何 、 嫉妬 ？ 』



かわいいね 、 なんて言えば うるせェと言って帰るまでの間顔を合わせてくれなかった

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