【２】来世で会えたら笑いましょう！！！【あんスタ】

７３day ページ30

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『泉！？ね、ねぇどうし…』



泉は、泉の部屋のドアを後ろ手でばたんと閉める




「Aに話があんのぉ」




『話、なら下でもできるじゃん！




…え、どうしたのそんな真面目な顔して』




怖い。なんか、怖い。




「そんな警戒しないでよねぇ」




泉は二ヘラ、と。そんな効果音が似合いそうな笑みを零した





私の知ってる泉じゃないみたいだ




「もう、一緒に登校するの、やめよっか」




『は』




なんで、なんでそんなこと言うの




「ついでにもう俺の家も来なくていいし」




最初から好かれてた自信はないけど、




「極力話さないようにしない？」




もしかして、私のこと嫌いになった？




『な、んで』




「…それは言えないけどぉ」




言えない理由があるなら、そんなこと言わないでよ




寂しいよ、悲しいよ。





『そっか…うん！じゃ、私帰るわ！ママさんによろしくね！』




「…ん」




本心をしっかり伝えればいいのに、口から出るのは真逆の言葉ばかりだ





『ばいばい、泉』




「ばいばい」




泉の瞳



水色が、なんだか曇って見えたよ。



＃＃＃



帰って、端末を取り出し、ベッドに寝転んだ




『距離置かれる、理由…検索っと』




速度制限にイライラしながらも、検索をかける





『えっと…いろいろあるけど…




あなた自身に、問題があるかもしれません…？』




私自身に問題



そんなのあるわけ…




『こ、この間泉のエビフライ食べたから…！？鏡割ったから…！？100連続ぐらいでワカメって呼んだから…！？泉の前でお菓子貪り食ってたから…！？』





…だめだ、問題しか思いつかん




端末を握りしめると瞼が重くなった




＃＃＃


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友也くんです

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