来世で会えたら会いましょう！！！【あんスタ】

５day ページ6

あのあのあの。

重要な？お知らせなのですけれども、予定で行くとこの小説、めっちゃ長くなるんですよ。
７とか８とかまで続編いく可能性が。それでもよろしい方はこれからもよろしくお願いします(はーと)

お気に入り、評価、順位ありがとうございます。




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瀬名 泉side

「……頼もしいねぇ。」

『でも人間いつかは死ぬんだよ〜、ね？』


やっぱりこいつはいつでもヘラヘラ笑っている。


そういえばAが泣いてるところなんか見たことないもんねぇ？


『でも、私みんなに出会えてよかったよ』

「……なにそれ、もう死ぬみたいな」

『いや、死ぬよ？あと５ヶふぐっ！！』

Aの口を塞ぐ。


「黙ってよねぇ？残り少ないんだから、たまには俺の言うこと聞いて。」


苦しそうに頷くA。

あ、息できないぐらいきつかったみたい。

『ぶはあ！泉！死ぬところだったよ！！いや、死ぬんだけどね！』

「はぁ、もうちょーうざぁい。

早く死んだほうがいいんじゃない？」



また。

冷たい言葉をかけてしまう。

後悔してなくもないんだけど。

本格的に後悔を知るのは、こいつがいなくなったあとなんだよ。

そんなこと、今の俺が知るわけなくて。

どんよりと曇る夜空に、満月が怪しく光っていた。




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Aside

『おおお！鳩！！！鳩だー！！！！』


死ぬまでにやりたいこと、その２。

「どうでしょうか、A…♫」

『すごい！！！』

「渉のマジック全部見ること」そして、「鳩を追いかけること」。

死ぬまでにやりたいこと一気に二つ叶うなんて！！すごい！！

『鳩おおおおおおおおお！！待てー！！！！！』

鳩って、小さい頃以来追いかけてない。

「ふふ、Aは本当にAmezingな人ですね…☆

余命が迫る人間というものがこんなに無邪気だとは思いませんでした☆」

『元気は長生きの秘訣だよ！』

そんな言葉を言うと、渉は一瞬悲しそうに眉をひそめた。

でもすぐに、いつもの表情に戻る。

「それではとっておきをお見せしましょう…☆」



『うお！薔薇だ！！！』

「これは貴女に差し上げます…☆


最期まで、精一杯楽しみましょう☆」


『…うん！ありがとう』

薔薇だ薔薇だ薔薇だ薔薇だ〜！！(興奮)



「あ！…A先輩…！」

「こんにちは、A先輩」

「Aのねーちゃん嬉しそうな顔してるんだぜ〜！」





「A…！！お前、死ぬって本当なんらな…？」




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