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良規side,

前から薄々、叔父さんはAのことが気に食わないんじゃないかって気が付いていた。でも、叔母さんは良くしてくれる。少し抵抗あったけどここの家に身を寄せてもらった。

やけど、俺がおらん間に俺以外な他人にAを傷付けられたと思うと気が気では無かった。
その日からAが叔父さんを見るのが少し脅えてるみたいやし。

叔母「良規くん、今日私町内会で集まりがあるんよ、だから帰り少し遅くなるけどお父さんが居るからお父さんに何かあれば言ってね」

良「わかりました、叔父さんは行かないんですか？」

叔母「あの人、周回の集まりは苦手なの。家にいるのが良いみたいで」

良「そうなんですね、気を付けてください。じゃあ行ってきます」

Aを連れて挨拶をしながら家を出る、ドアを閉めれば俺とAの2人きり。門から出ると即俺から手を繋いでいく。

「よしくん今日は帰りは普通？」

良「今日はちょっとだけ遅くなるかもやねん。やから、家で待っててくれる？友達に勉強教えなあかんくて」

「そうなんや … どこかカフェとかで待ってちゃダメ？」

良「それでもいいけど、1人で大丈夫？」

「うん、大丈夫。」

良「わかった、終わったら連絡するからね」

それから、電車に乗り継ぎ2時間かけて2人で学校へ向かった。