第55話 ページ13
〜真奈side〜
貴「ごめんみんな。少し休憩させて。」
12人「『え?』」
Aはそう言うと、部屋を出てってしまった。
碧「なんか、さっきのA変じゃなかったか?」
美「確かにぃ、いつものAじゃなかったー。」
陽「もしかして、私のせいで……」
夏「陽菜のせいじゃないよ。陽菜に聞く前からAは変だったじゃん。」
チ「僕達に敬語で話していたからね。」
私達に敬語で話したってことは、Aに何かあったのかな?
いや、その前に……
何で、私達に奴 隷の時のことを聞いたのかな?
Aは……いったい何を考えているんだ……
バン!
陽/夏「「きゃッ!」」
拓「な、何だ!?」
貴「いや、そんな驚くこと?」
12人「A!?」
貴「あ、怖かった?ごめんごめん!」
まったく、凄い勢いで扉を開けないでよ!
壊れたらどうするのさ!
あれ?そういえば……
美「A、口調変わったね。」
貴「白鳥?」
碧「“は”を付けるな。」
貴「くちょう……あぁ!口調か!そうか?変わったか?」
変わらない。いつものAだ。
じゃ、さっきまでのは……
貴「部屋を出た後、色々考えた結果!1ヶ月後、陽菜が言った4つのうち3つを倒しに行きたいと思います!」
12人「はッ!?」
美「ど、どういうこと!?」
貴「私が貴方達に聞いたのは、まだその組織に奴 隷が居るかもと思ったから。だから貴方達に聞く必要があったの。ま、陽菜の話を聞いて少しは驚いたけど……」
陽「え、何でですか?」
貴「だって、意外に色んな組織で働いていたから……」
あぁ、だから耐えきれなくなって部屋を出てったってことか。
やっぱり、Aは優しいな。
『分かった。それで行きましょ!』
貴「え?」
『何で1ヶ月後に行うのかは良く分からないけど、私はAについて行くよ。そのためにこの組織に入ったんだし。』
碧「真奈の言う通り、俺も同じ意見だ!」
美「私もー!」
貴「みんな……ありがとう……」
拓「んで、何で1ヶ月後に行うんだ?別に俺達は明日でも良かったんだぞ?」
貴「それは駄目。みんなで行けない。」
みんなで?
貴「明日、リビングに集合して。その時に言うから。あ、服装は戦闘服ね。よろしくー」
Aはそう言うと、また部屋を出てってしまった。
いったい、Aは何を考えているんだろ……
・
50人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まなたん - めちゃくちゃ良くて読んでる途中で勝手に涙がぁぁぁぁぁ( ;∀;)最後とかもう...脱水症状起こしちゃうよぉ( ;∀;)良き物語を作ってくれて、ありがとうございます( ;∀;)←泣いてばかりやなw (2019年1月18日 3時) (レス) id: a0ca9a33f5 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - ひなさん» そう言ってくださってとても嬉しいです!ありがとうございます!小説の中でおそ松が“ある事”をすると言っていましたよね?実はその続きで、6つ子は親に会いに行きたいと夢主に言ったのです。それが夢主と6つ子の約束です!説明下手ですみません。 (2018年6月30日 21時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - すごくいい作品だった!あと、最後の俺たちの約束ってなに?めっちゃ気になる! (2018年6月17日 17時) (レス) id: 9b800d69ba (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!是非、他の作品も読んでみてください! (2018年6月17日 15時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 今見終わりました、めっちゃ面白かったです!これからも頑張ってください! (2018年6月13日 7時) (レス) id: 2a9c9cc493 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:CATHERINE | 作成日時:2018年4月1日 8時