噂は知っている

こいつトロすぎでしょ。 ページ4

翼side
わ！
びっくりしたー。
いきなりガンっ！って音がするから振り向いてみると、同じクラスであろう女子が腰を机にぶつけてしまったようでとても痛そうだった。

「大丈夫！？」

「あ、大丈夫だよ。こんなの。」
といってそいつは痛みを隠している。
超痛いのバレバレだし。
てかこいつ超トロっ。
確かこいつは、、、
「お前、、、たち、、、立木、、、あ！立花か！」

「記憶力凄っ！なんで覚えてるの！？」

俺が教室に入った時こいつだけ転校生の俺に興味無さそうでちょっと気になってただけなんだけどね。

「俺記憶力超いいから。笑」

「いいなぁ。私は全然ダメだなー。あ、改めて、私は立花彩。よろしくね、美門君。」

「よろしく。立花さん。」
俺はちょっといたずらして最高の笑顔を向けてみた。
するとこいつずっと黙ってる。
どうした？笑

「あー、一緒に帰んない？」

それでもこいつは黙っている。

「おーい、おーい！一緒に帰んない？」
と顔を覗いて見た。

するとこいつはビクッとして
「はいぃぃ！！！、、、な、に？」
と聞いてきた。

こいつ面白い。

「さっきから言ってんじゃん。一緒にかえろ。」

「あ、あのー、美門君がいいならわ、私は、い、いいけど、、、。」

「俺が一緒にかえろって言ってるんじゃん。行こ？」

「は、はいぃぃ！！！」

俺、昔からこういうやつ気になるんだよね。



このアーヤトロすぎて溶けそう笑

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