推しと恋愛は無理です!【mfmf】

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まふまふ side



遙真「僕は間違ってない！


それがAにとっても1番いいんです！」




ま「Aさんを縛るなんてそんなの見過ごせない」




遙真「負け犬は黙ってろよ！」




ま「嫌だ！！」




はぁ、はぁ、はぁ...



お互い感情をぶつけ合っては消耗していた




遙真「とりあえず..二度とあなたにAは近づけさせない」




ま「僕を警戒するのはいいけどAさんを傷つけたら許さないから」




遙真「僕が？Aを？


有り得ませんね笑




もうすぐで...出来上がるので」





出来上がる...？なにが...？





ま「は...？」




遙真「こちらの話です



ふーっ...少し感情的になりすぎました

すみません」




あれ、真っ黒だった白石くんがあっという間に好青年に戻った



白石くんの視線の先を見るとAさんがバイトを終えて追いかけてきたようだった




『2人とも...なにを？』





ものすごく心配そうな目をしている



もう20時を回った暗さでも街灯のおかげでそれがよく分かった





遙真「大丈夫だよ、Aは心配しなくていいからね


僕の荷物持ってきてくれてありがとう
このまま今日は帰ろっかな


まふまふさん、失礼しますね」




『あ、失礼します...』





白石くんに言われたことを気にしてるのかな...僕と話す時に目も合わせてくれなくなった




Aさんは真面目だから白石くんの言うことを忠実に守っているんだろう



でも...それはカップルの形として合ってるのかな



そういうカップルがいてもいいとは思うがAさんはなんだか強制されてる感じがする




ま「でも僕には何も出来ないんだよね」





コンビニに通い続けよう


例えAさんと話せなくたって




Aさんが幸せで無事ならそれでいいじゃないか



そう割り切っているのに新しい恋愛をする気も、Aさんを諦めるつもりもないんだ

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