その温かさは知らない【srr】

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ｺﾝｺﾝ…



ドアをノックする



『由梨、入ってもいい？』




由梨「お〜どしたん？」




『ちょっと相談が…』



由梨「なに？」



『あのね、今彼方さんにどこかに出かけようって誘われてて…


とりあえずまた連絡しますって言ってあるんだけど、どう思う？』




由梨「え、それデートじゃん！私反対！！」




『やっぱりそー思う？』




由梨「ごめん、私情挟んだ…Aはどうしたい？」




『私は…会いたいけど少し怖い』




由梨「正直さ、好きなの？」



『す、すき！？』



由梨「こないだも思ったんだよね〜Aにとって彼方さんは友達以上なんじゃないかって


でもね、私はもう二度と男に傷つけられて欲しくない

でも、Aには恋愛だって結婚だってして欲しい

今までの過去を全部払拭してくれる人に出会って幸せになって欲しいの

彼方さんって人の事私よく知らないけど…もしその人がAにとってのそうなら私は応援する」




『由梨…ごめん、好きとかまだ分からないから考えられない


でも由梨がそんな風に思ってくれてたのすごい嬉しい。。』




由梨の優しさに涙を零した



由梨「も〜泣かないでよ！

デートの件、前向きに考えてみたら？」




『うん、ありがと』






由梨が部屋まで送ってくれた




デートすると決まれば次は場所だ




遊園地や水族館はNG



映画が無難かなぁ…と思っていたら、壁に1枚のチラシが貼ってあった









『プラネタリウム……？』

由梨 side→←友達以上……？

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