推しと恋愛は無理です! 3【mfmf】

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ま「ごめん...思ったより嬉しくて...


こんな状況なのにね...笑」




笑いながら泣いている




『そんな...え』




なんて反応をすればいいか分からずに画面へと目を向ける



そして...驚いた




「まふくんや彼女さんの言う通りだよ」




「芸能人だって恋をしますもんね」




「今は難しいけど...いつかきっと受け入れます」





こんな都合のいい現実があるのか



まだ少し荒れているしそれは当然なんだけど...私たちの思いが少しだけ届いたように思えた





ま「僕は彼女と同じくらいリスナーさんが大切で大好きですから、これからもよろしくお願いします」




『よろしくお願いします』




ま「それでは...配信を終わります


明日曲をあげるので楽しみにしてて下さいね」





そして配信は終了した



当然、Twitterのトレンドやタイムラインは真冬さんと私の話題で持ち切りだったけど思ったより早く炎上は鎮火しそうだ



理解のあるリスナーさん、今は受け入れられないけどいつかきっと受け入れると言ってくれたリスナーさん



様々な意見がそこにはある



もちろんショックを受けているリスナーさんもいて、私もそっち側にいたかもしれないと心を痛ませた




ま「ふー...何とかなりそう



やってみるものだね、上手くいった気がする」




『私もそんな気がします』




ま「ほんとにありがとう」




『それは私の方ですよ


尻込みしている私をいつも真冬さんが背中を押してくれるんです』




ま「これで...やっと普通にデートができるしたくさん会えるね」




『そうですね！...あ、麻耶から電話です。出ますね』





麻耶「ちょっとA！無理しすぎ！」




『え...そんなこと...ってか、大丈夫なの？』




麻耶「Aたちの配信聞いてたら元気でたよ


私を守ってくれてありがとう」




『大切な友達だからね』




麻耶「まふさんにもお礼、言っといて」




『ん、分かった』




そこで通話は切れた



『麻耶が真冬さんに感謝してましたよ』




ま「ほんと？笑


僕も助けてもらったしな〜」





『誕生日プレゼント楽しみにしてますね！』




ま「うん、任せてよ」





それから数日私は真冬さんの家で過ごした




Twitterは日に日に落ち着いていき、受け入れてくれる人も増えた




そして...ついに私の誕生日が来た




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次、最終話です(๑•̀ㅁ•́ฅ✨

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