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ま「え...ぇぇぇぇ!?ちょ、どしたの?」
右頬を抑えながら顔を真っ赤にして私から離れる
『私、嫌なんかじゃないです!!』
ま「...」
『今までは...ダメだと思ったけどもう私は真冬さんの、その...彼女なんですよ!』
キスされて嫌なんて思うはずないじゃんか
『私は...真冬さんに我慢して欲しくない
この間はびっくりして突き放しちゃったけどその後後悔しました
私は真冬さんと同じ気持ちです』
ま「僕は...本当に嫌われてないの?」
『真冬さんを嫌いになる日が来るなら上等です』
ゆっくりと近づいてきた真冬さんに抱きしめられたのでこちらも背中に手を回す
ま「ありがとう...」
『私の気持ち伝わりました?』
ま「十分すぎるくらい...Aさんはたまに大胆だよね」
『そう...かも知れません笑』
ま「我慢しなくていいんだよね?言質取ったからね?」
『え"...ほどほどにお願いしますよ?』
ま「じゃあこっち向いて?」
そう言われ、真冬さんと目を合わせようと顔を上げたらキスをされた
雨の日の触れるようなキスではなく、しっかりと感触が残るキス
真冬さんが迫るように体を押しながらキスをしてくるので私は倒れないようにそれに対抗して唇を押し付けるような形になる
『...ぷはぁ...ま、真冬さん...』
ま「我慢しなくていいって言ったのそっちだからね...」
『言いましたけど...急だとびっくりしますってば!』
ま「ありがとう、来てくれて」
『はい!来て良かったです!』
ま「まじ僕の彼女最強すぎる...これで曲作れそう...」
『聞いてみたいです!!!あ、匂わせみたいになるかな...ダメだ...』
ま「匂わせにならないように作ってみる!
あとさ、Aって呼んでいい?僕も呼び捨てしたい」
『それはいいですけど...僕も?他にいましたっけ?』
ま「あ、いや...白石くんが呼び捨てにしてたから」
『ちょっと!もう遙真くんとは終わってるんですけど...』
ま「分かってても嫉妬しちゃうの!僕の初めてはAだけどAの初めては僕じゃないじゃん!」
『キスだけですよ?ほかの全部の初めては真冬さんにあげますから...』
ま「ほんと?!やったぁ...」
うん、やっと笑ってくれた
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ねむ。(プロフ) - 奏唄(仮)さん» コメントありがとうございます!毎日更新ができない日とかもあってごめんなさい!楽しんで貰えて嬉しかったです! (2022年1月23日 11時) (レス) id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - 吹雪 0630さん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけたようで安心しました笑!ぜひ他の作品も見てみてください! (2022年1月23日 11時) (レス) id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
奏唄(仮) - 完結おめでとうございます!いつもいつも更新が楽しみで、毎日がとても楽しかったです!ねむ。さん!いい作品をありがとうございます! (2022年1月23日 10時) (レス) @page50 id: 9f4520d760 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 0630(プロフ) - 完結おめでとうございます!とっても面白かったです!今から他の作品も見てみようと思います! (2022年1月23日 9時) (レス) @page50 id: c75503f4d4 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございます!ドキドキしていただけているようで嬉しいです! (2022年1月1日 22時) (レス) @page23 id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむ。 | 作成日時:2021年12月23日 17時