推しと恋愛は無理です! 3【mfmf】

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言葉より行動の方が気持ちが伝わる...




『...なんだかスッキリしました


そらるさん、ありがとうございます！』




そ「俺は何もしてないけどね？


早くまふとイチャイチャしてるところ見せてね」



『それは嫌ですけど...』




そ「そうだ、どうせならこっそり玄関まで行ってみる？」



『えっ？』





...そういうそらるさんに着いてきて、気づけば真冬さんの家の目の前。玄関の目の前。




そらるさんは一個下の階で降りていった




と、とりあえずチャイムをならそう




ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ...




ま「はい...えっ、Aさん？」




『すみません...来ちゃいました...』




ま「い、いいんだけど...とりあえず開けるね」




どこか気まずそうな声



ま、まぁ突然来ちゃったしそういう反応になるよね...




ま「どうやってここまで来たの...？」




『あ、えっと...下でそらるさんにお会いしまして開けて頂きました』




ま「そ、そうなんだ...


それで今日はどうしたの？」




『き、昨日のことでその...』





もう何度も来ているリビングに通してもらう




ま「その事かぁ...やっぱり僕嫌われちゃった？」




どこか自嘲的な笑みを浮かべる真冬さん




『嫌うって...そんなわけないじゃないですか！私はただ謝りたくて！』




ま「あや...ま？え？なんでAさんが謝るの？


それは僕の方でしょ...」




『私、真冬さんと付き合えてそれだけで満足しちゃって..真冬さんの気持ちに気づいていませんでした』




言葉選びが難しくなんて言ったら伝わるのかよく分からないけど...




ま「...僕がキスしたかったって気持ち？」




『!!!!』




真冬さんからは考えられないあまりにも直球すぎる言葉に一瞬驚く




ま「いいんだよ、僕が焦りすぎただけなんだからAさんはそのままで


前も突然無理やりだったのに今回も...ごめんね」




違う...違うんです...




なんて言ったら伝わる...？




その時、そらるさんの言葉を思い出した




あぁ、そっか




言葉じゃなくていいんだ...




『真冬さん...こっち向いてください』




ま「なに...？」




こっちを向いた真冬さんのほっぺに私は...小さくキスをした

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