推しと恋愛は無理です! 3【mfmf】

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真冬 side




Aさんが帰り、僕はまっさきにそらるさんに電話をかけた



Aさん無事に帰れたかな...送りたかった





そ「はーい」




ま「もしもしそらるさん？僕です！」




そ「はいはい、どうしたの？」




ま「お伝えしたいことがあって！！



僕、Aさんと恋人同士になりました！」





そ「...まじ？」




ま「まじです」




そ「嬉しいけど...なんか信じられない」




ま「まじのまじなので信じてください！」




そ「そ、そっか、おめでとう」




ま「ありがとうございます！」




そ「これからもっと頑張らないとだな」




ま「そうですね...」




リスナーのみんなには黙っておこう


まだ言えない




一生言えないかもしれない




隠し事って苦手なんだけど...






Aさんへの口止めは必要ない




むしろ僕より彼女の方が神経質になるのではないだろうか




そ「お前が一番大事なものを守れるようにしろよ？」




万が一のことがあったら、とそらるさんは言った




僕の決意は変わってない






僕がAさんを守るんだよ







そう言ったあの日から



Aさんは守られるだけは嫌と言った


だから守ると




嬉しかった


僕と歩幅を合わせて歩いてくれること





ま「もちろんです、僕の一番大事なものはリスナーとAさんですから


どちらも守ってみせます」





欲張り？


僕は元々欲張りだよ





だからどっちも守るんだ





そ「お前のそれを聞いて安心したよ


ちゃんと真冬としての人生も楽しめ！」




ま「僕初めて真冬としての自分が好きになれそうです」




そ「そういうことは俺じゃなくAさんにいいなよ笑


まぁでも...良かったな」





ま「はい！！」





僕のすべてをかけて幸せにする



あぁ次はいつ会えるかな...楽しみで仕方ない

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