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かんしゃ ページ27
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「あれ、光くんたちは？」
侑李「帰ったみたい、僕も帰らなきゃ」
「エレベーターまで送ってく」
侑李「すぐそこじゃん(笑)」
いいから、って外に出てエレベーターまで行く。
「本当にありがとう」
侑李「ううん、僕はいつでもAの味方だから。ずっと一緒に居るからね」
「うん、ありがと、う…」
侑李「A」
恥ずかしくて俯いてたら名前を呼ばれて、顔を上げると急にぎゅっと抱きしめられた。
「え、」
侑李「急に抱きしめたくなった」
「は」
侑李「Aが可愛いからだよ」
「な、何言って、、！？」
侑李「ふっおやすみ」
ニヤリと笑ってその時ちょうど着いたエレベーターに乗った侑李。
侑李「おやすみ、Aちゃん？」
「お、おやすみ！！」
この気持ちを消すために急いでおうちに戻る。
「あーーー、もう！」
慧「A〜〜おかえり、〜」
「もう、お兄ちゃん酔い過ぎ。はい水」
お兄ちゃんに水を渡すとぼーっと、どこかを見つめていた。
「酔い冷めた？」
慧「うーん、頭痛い…」
「飲み過ぎなんだよほら寝るならベッド」
慧「Aと、一緒に寝る……」
「馬鹿なこと言わないで、きゃっ！！……ちょっと！！！」
私を抱きしめて離さないお兄ちゃん。
いくら大きめのソファだからってちょっと狭いなあ
足も怪我してるし、、なによりお風呂入りたい…っていうか兄妹でこんなのおかしいでしょ！！
「お、お兄ちゃ…」
慧「A……居なくならないで、、」
「……へ、ぇっ？」
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作者名：もち。 | 作成日時：2019年7月14日 22時
