9個目 ページ10
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ!!
に〜ちゃんが扉を開けた瞬間。
何かの破裂音みたいなのが耳にはいる。
『っ！？』
あまりにも突然すぎるものだから、つい、方をびくつかせてしまった。
+α、目を閉じた。
『な、なに……??』
固く瞑っていた目を開くと、そこにはクラッカーを持った夢ﾉ咲学院の生徒が居た。
皆、口々に｢おめでとう｣だの｢お疲れ様｣だの言ってくる。
おめでとうって……なんで？
『あ、あの??なん??』
ﾅｽﾞﾅ｢驚いただろ??｣
片目をパチンと瞑ったに〜ちゃんが声をかけてきた。
『え、いや、驚いたけど、なにこれ？』
ﾅｽﾞﾅ｢これはにゃ、いつも頑張ってくれてるAへのサプライズなんらよ♪｣
『さ、サプライズ……??』
屋上をよく見ると、花火やらご飯やら……。
庭園かっ!!!!!!!!!!
楽園かよ!?
ﾅｽﾞﾅ｢普通科からAが来た時、Aは覚えることが色々とあって、忙しかったしな♪今更感の歓迎会も含まれてる♪｣
いや、えっ。マジ今更感。
それでも、嬉しくて。
私、もしかしてみんなから突き放されてたのは……
ﾏｵ｢ごめんな、A。A相手だと嘘をつける自信がなくてな〜。｣
ﾄﾓﾔ｢突き放すこと言ってごめんな??｣
『う、うん……。』
友也は私に近づいて言うなり、頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝとして来た。
お兄ちゃんなんだね、ホントに。
妹の扱い方を心得ていらっしゃる。
ﾅｽﾞﾅ｢えっと。何時までもこうしてるのもアレらしな。｣
ｹｲﾄ｢始めるか。｣
ｲｽﾞﾐ｢そうだよ。俺なんて、仕事のない貴重な休みを返上して、アンタの歓迎会(etc.)に付き合ってあげてるんだからねぇ〜??｣
なんて、悪態をついて見せてくれた瀬名先輩。
なんだかんだ、顔は優しく笑ってますけど。
とは言わないで。
飛びっきりの笑顔で。
『ありがとうございます♪』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サク - にーちゃんかわい〜！これからも応援しています！ (2017年7月26日 8時) (
レス) id: a3370661ba (このIDを非表示/違反報告)
瀬名瑞生?*.@に〜ちゃん激推し(プロフ) - (｢`･ω･)｢ﾇｧｧｧｧ!!!!!!!!!!!!←にーちゃん可愛いです!!!!!!続きが気になって…気になります！（？）←更新頑張ってください！ (2017年4月29日 5時) (レス) id: 2c42e52c19 (このIDを非表示/違反報告)
冬菜@高校準備中(プロフ) - 黒羽さん» 絶叫！？あ、ありがとうございますぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!← (2017年4月6日 13時) (レス) id: 1e29b72e7e (このIDを非表示/違反報告)
黒羽 - いゃぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!にーちゃんかわいいぃぃ!!これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2017年4月5日 13時) (レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
冬菜@高校準備中(プロフ) - 亡命遊愉さん» コメントありがとうございます♪亀更新ですが、よろしくお願いします！ (2017年4月4日 20時) (レス) id: 1e29b72e7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
