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♡*⇝昼休み
私は何時もどおり……ではなく、今日は1人で屋上でのーんびりとお昼を食していた。
いつも通りとは、友也と一緒に食べること。
普通科ではなくなって、慣れないことも多かった最初の頃は毎日、友也と一緒だった。
しかし、慣れないこと…とはもう昔の話。
そこそこ慣れてきた。
『まったく。可愛い可愛い妹を置いて先輩とお昼なんて。怒っちゃうんだからねっ。』
そう、今日は友也は先輩とお昼らしい。
なんだっけ。
ひ、ひー…氷鷹北斗??先輩。
会ったことないや。
プロデュースした事も無い。
『まぁ、それ程未熟なのよー、私は。』
なんて、独りごちしていた。
周りには誰もいなくて、風の吹く音が聞こえる。
お昼を食べ終えたのかグラウンドで遊んでいる人たちの声が聞こえる。
『(のどかだ……)』
心地よすぎてウトウトしていた、その時だった。
((バァン
『ひっ!?』
屋上のドアが勢いよく開けられて、とんでもない音が、私を包んでいたのどかさを吹き飛ばした。
『な、なに!?』
膝の上に乗せていたお弁当を横に置き直して慌てて振り返る。
すると、其処にはハァハァと息を切らせたひとがいた。
その人はこっちを見て私を見つけるなり、バタバタと走り近づいてくる。
?「み、見つけら!お前……1年に何吹き込んだんら!?」
『へ、へ!?何ですか、急に言われても何言ってんだかわかりませんよ、に〜ちゃん!?』
そう。
その人は、可愛い可愛い我らがRa*bitsのリーダー。仁兎なずなだったのである。
どっからあんな…バァンなんて音が出せる力を秘めていたのか分からないくらいの勢いだったなぁ…なんて。
冷静になろうと、色々と思い出し、気を紛らわせる。
『んんん。よし、OK。……に〜ちゃん、その、何の話ですかね?』
ナズナ「とぼけるなぁ!さっきから1年組とすれ違う度に“先輩、早くAと付き合ってはどうですか”って言われるんら!?」
『……………………はぁ!?な、何でそんな事言われてるんですか!?』
ナズナ「それはこっちが聞きたい!」
『し、知りませんよぉ!?』
ごめん、に〜ちゃん。
一旦落ち着きを取り戻そうか、一緒に。
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サク - にーちゃんかわい〜!これからも応援しています! (2017年7月26日 8時) (レス) id: a3370661ba (このIDを非表示/違反報告)
瀬名瑞生?*.@に〜ちゃん激推し(プロフ) - (「`・ω・)「ヌァァァァ!!!!!!!!!!!!←にーちゃん可愛いです!!!!!!続きが気になって…気になります!(?)←更新頑張ってください! (2017年4月29日 5時) (レス) id: 2c42e52c19 (このIDを非表示/違反報告)
冬菜@高校準備中(プロフ) - 黒羽さん» 絶叫!?あ、ありがとうございますぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!← (2017年4月6日 13時) (レス) id: 1e29b72e7e (このIDを非表示/違反報告)
黒羽 - いゃぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!にーちゃんかわいいぃぃ!!これからも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2017年4月5日 13時) (レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
冬菜@高校準備中(プロフ) - 亡命遊愉さん» コメントありがとうございます♪亀更新ですが、よろしくお願いします! (2017年4月4日 20時) (レス) id: 1e29b72e7e (このIDを非表示/違反報告)
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