27話 ページ28
体調が完治するまで
夏目くんは毎日、私の家に来てくれた。
倦怠感が残っていたのを夏目くんは察し
まずはしっかりと身体を休めるべきだ。と私に言った。
そして土曜日、日曜日と月日は流れ
月曜日となった。
久々の学校。
ウィッグをつけずに登校するのは初めて。
緊張や恐怖で頭がぐるぐるして吐き気がする。
目が回るような感覚だ。
ｰﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝｰ
『こんな朝から、誰だろ…』
時計は07:48を指していた。
何となく、ほんの少しの期待を胸に
私は玄関の扉を開いた。
夏目「やァ、おはよウ
体調はもう大丈夫そうかナ？」
期待通りの姿を見つけ、心が和らいでいく。
夏目くんは不思議だ。初めの頃は
そばに居るのがなんだかとても落ち着かなくて
その瞳にうつることが怖かった。
全てを見透かされそうで、居心地が悪かった。
だけど今は、その瞳に移れることを嬉しく思う。
夏目くんのそばに居ると安心する。心が落ち着く。
『おはよう、夏目くん。早いね。
……もしかして迎えに来てくれた、の？』
夏目「ﾌﾌｯ そのもしかしテ、だヨ♪
1人じゃ不安だろうと思ってネ」
こくんと首を傾けて微笑む夏目くんは
本当に本当に優しい表情をしていて
心がじんわりと暖かくなるのを感じた。
そして
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＿嗚呼、これが恋なんだ。
って。
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刹那*(プロフ) - うわーおさん» 完璧だなんて、ありがとうございます！最近不更新気味ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年3月9日 12時) (
レス) id: 423d651c31 (このIDを非表示/違反報告)
うわーお(プロフ) - 夢主イラストめっちゃかわいいです！ストーリーも面白くて、完璧ですね！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: adfef0e398 (このIDを非表示/違反報告)
紫之 ルカ - レオレオレーオ、夏目夏目夏ー目 (2017年11月10日 21時) (レス) id: 8ab7822bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑種 | 作成日時：2017年3月6日 3時
