29話 ページ30
真緒「！Aか！もう体調は大丈夫か？
まだ体調が悪かったらすぐに声かけるんだぞ」
後ろの廊下から歩いてきたのは真緒くん。
凛月くんをおぶる光景はもう見慣れた光景。
世話焼きでいつも何かと面倒を見てくれる真緒くん。
凛月「ん〜、Aの匂いがする〜。
A久しぶりだねぇ、もう大丈夫？」
真緒くんにおぶられてきたのは凛月くん。
眠たげな真っ赤な瞳は“眠れる冷笑の黒王子”
というキャッチフレーズがとても似合う
よく膝枕を要求してくる凛月くん。
誰も、誰一人として私を否定しない。
今まで通りに接してくれる。
こんな見た目でも誰も嫌な顔一つしない。
夏目「ほらネ、言ったでショ
誰もキミを否定する人なんていないっテ」
プツンと糸が切れるような感覚を感じた。
その瞬間、今までずっと我慢してきた涙が
とめどなく流れだした。
『夏目くん、皆、ありがとう。
こんな私を受け入れてくれてありがとうっ…』
急に泣き出してしまった私に
夏目くんはヤレヤレとでも言うように微笑んで
ハンカチで涙を拭ってくれた。
皆も心配してくれてワタワタしたり飴をくれたり
背中をさすってくれたりしてくれて
本当に素敵な人たちだな。
なんて改めて実感して余計に涙が溢れてしまった。
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刹那*(プロフ) - うわーおさん» 完璧だなんて、ありがとうございます！最近不更新気味ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年3月9日 12時) (
レス) id: 423d651c31 (このIDを非表示/違反報告)
うわーお(プロフ) - 夢主イラストめっちゃかわいいです！ストーリーも面白くて、完璧ですね！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: adfef0e398 (このIDを非表示/違反報告)
紫之 ルカ - レオレオレーオ、夏目夏目夏ー目 (2017年11月10日 21時) (レス) id: 8ab7822bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑種 | 作成日時：2017年3月6日 3時
