デレデレマフィアとメロメロ探偵社【文豪ストレイドッグス】弐

Ｎｏ．46 ページ2

「………太宰さん。帰らなくてもいいんですか？？」

太宰「うん。今日はここに泊まって心苑のお世話をするから♡」

「お帰り下さい♡」


太宰さんがニッコリ笑って泊まると言い出したからニッコリ笑ってお帰り下さいと言ってやったよ。だって嫌な予感しかしないもん

太宰「えー？泊まりたいよ。だって帰るの面倒だし。ここにお布団あるし」

「ここにあるお布団は病人用です」

太宰「なら私OKだね！ほらココ！怪我してる！」


太宰さんはキラッキラした目で腕を見せてきた

「………じ、自分で薬塗って、何とかして下さい」

太宰「酷い(´・ω・｀)」

「そんな可愛い顔されても困ります」

太宰「(´・ω・｀)」

「国木田さんと福沢さん呼ぼ」

太宰「どーぞ♪」

「………あ、国木田さん？太宰さんが病室に来てくれたんですけど、なんか今日病院に泊まるとか言い出したんですよ。何とかなりませんかねぇ？……………はい………あ、宜しくお願いします。できれば福沢さんも呼んできて下さい………はい。宜しくお願いしまs」

国木田「だぁぁぁぁぁぁざぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃ!!!!この包帯無駄遣い装置がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

福沢「太宰……」

「(゜д゜)」


言葉も出ないよ。いや、誰だってこんな顔になるでしょ？国木田さん何処にいたの？こんなにスグ来れるの？っていうか福沢さんのオーラがすごく怖い。顔もいつにもなく強ばってらっしゃる

太宰「やァ、国木田君と社長」

国木田「誰がやァだ!!貴様は人に迷惑は俺だけじゃなく、病院の人と心苑にも迷惑かける気か!!」

太宰「何を言っているんだい!?私は心苑のために泊まるんだよ！」

「でも、私どうせ明日退院しますし。ここに泊まってもどうせ明日の朝帰らなきゃいけなくなりますよ？ですから、帰った方がいいと思いますよ」

太宰「(≖_≖)」

「な、なんですか？」

太宰「心苑、キャラ被らなくても良いのに」

「はい!!?な、何のことだか……ﾊﾊﾊ…」

太宰「本性見せなよ。ほら。国木田君のワケワカランって顔を驚きの顔にしてあげてよ。ほら、早く」

「〜〜〜ｯｯ……太宰さんの馬鹿!なんでそんな事言うんですか!?もうキャラ被れないじゃないですか!営業妨害で訴えますよ！？この野郎!!」

福沢「………」

国木田「(ﾟдﾟ)」

太宰「く、国木田くwwwww何その顔wwwww」


私が暴言を爆発したようにうと、二人共驚いたような顔をした。でも太宰さんの言う通り、国木田さんの顔、面白いwww

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