天使91 ページ3
「ねえ、美影さんだよ」
「吉良ヒロトに告されたって本当なの？」
「あんな地味な子がないない」
「でも、○組の△△君の友達が見たって」
席に着く度聞こえてくるひそひそ声
肩身が狭い、居心地が悪い
いつも悪いはずなのにいつも以上に
(帰りたい、、、)
クラスにお日さま園の子がいなくて孤立する
その真実を確かめに来る人はいない
ただ私を見て笑う声、罵る言葉
空気が重い、息が吸えない
席を立ちトイレへ向かう
「あ、、、」
廊下でも聞こえてくる私への誹謗中傷
そんな中廊下で喧嘩をしてる人
いつもの光景、ヒロトさんが学校に来ると
ヒ「何度も言わせんな」
ヒ「情報源はどいつだって聞いてんだよ」
胸ぐらを掴んで○組の男の子を問い詰めてる
怯え切った男の子は震える声で答える
「知らない」
そんな言葉は通用しない
周りの人達は止めることを放棄
みんなの視線は自然と私を向く
それに気づいたヒロトさんは静かに私を見る
ヒ「、、、」
男の子を床に捨てて私の方へ歩いてくる
そして私の前に来て見下す
俯く私、恐怖で握る手が震える
涙が零れないように目を瞑る私
その視界がぱっと明るくなる
『っ_____』
腕を無理やり上に引かれた
驚きで目を開け自然と上を見上げる
血管の浮き出て今にもはち切れそうなくらい
私を握る手は怒りで酷く震えてる
『ご、ごめ、』
ヒ「俺はお前に告ってない」
ヒ「お前のこと好きじゃない」
ヒ「お前に興味無い」
ヒ「お前も俺に告られてない」
ヒ「そうだろ」
有無を言わさない言い方
ヒロトさんから目をそらせない
淀んだ瞳が微かに揺れる
私がその瞳がとても嫌いなのを知ってるような
頬には涙が伝う
『は、い』
『告白、なんて』
『されて、ない、、、です』
引かれてた手を離された反動でそのまま床へ
床に落ちた私を見て鼻で笑う
そしてあの男の子を連れてどこかへ行く
恐怖で震える私の元へタツヤが来る
誰が呼んだかわからない先生たちに連れてかれる
「やっぱり嘘だったんだよ」
「ヒロトがあんな地味なやつと付き合うとか」
「全然合わない」
(ほら、やっぱり)
(私と彼は住む世界が違う)
(だから________)
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自分で書いててしんどかったけど
こういうのが後で響くと信じてる(白目)
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もち汰。(プロフ) - ヒナ(^ ・ω・^)ノさん» 私も裏の貴利名くんお気に入りです笑読んでくれてありがとうございます( ´ω` ) (2020年5月7日 7時) (
レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(^ ・ω・^)ノ(プロフ) - もち汰。さん» 裏の貴利名君めっちゃよかったです！ (2020年5月5日 2時) (レス) id: 65260c75e2 (このIDを非表示/違反報告)
もち汰。(プロフ) - ヒナさん» そう言ってくれると嬉しいです！天然な子が実は裏があるってギャップ好きで(｀-ω-´) (2020年5月4日 23時) (レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 一気読みしてきました！とても良かったです。マジで推しが尊すぎて死にそうです。(氷浦君推し)更新お疲れ様でした！ (2020年5月4日 17時) (レス) id: 65260c75e2 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！！更新を楽しみに待ってます！ (2020年4月16日 12時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
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