旅立ちの日 ページ5
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「……。」
「「……。」」
ち、沈黙が痛い…え、マジでどうしよう。あ！どうも読者の皆さん！お聞きください！2匹に研究所に戻るか？と話しをしたら秒で断られました。
その後の2匹の目がずっとこちらを見ていて、身体に穴が開きそうですぅ…
「本当に律玖ちゃんは自分に向けられる好意は鈍感ねぇ…」
「ピカ」「ブーイ」
「え？」
そ、それはどういうことなんでしょうか？お母様？？？あ、溜息をつかれた…えぇ、そろそろ訳を言ってくれないと泣きそうなんですけど？
「あのね、この子達は律玖ちゃんのパートナーになりたいのよ。」
「え！え、ほ、本当に？」
「ピーカ」「イーブイ！」
「…私の夢は世界一のストライカーになること。もし旅を続けたいと言っても、私はそこにいけない。それでもいいの？」
「はぁ…馬鹿ねぇ、この子達は律玖ちゃんがいいから着いていくのよ。ね？」
「「ピカ！(ブイ！)」」
そうして私のパートナーが決まったと同時にニックネームもつけることになった。
だって、私の手持ちになるんだもの。いつか自分のポケモンにはニックネームをつけたいと思っていたからね。
「おはよう、律玖…いや、ブルー。」
「おはようございます、博士。」
そして迎えた旅立ちの日、博士から図鑑とボールを貰いった。ここでなぜ私の名前がブルーなのか答えてしんぜよう。
トレーナーになる時に図鑑や協会に名前を登録をするのだが、実名でもいいし、偽名でもいいらしい。なので私はブルーという名前をつけた。
さぁ旅にでよう！…としたが、下からズボンの裾に引っ張られたので下を見れば、緋色のヒトカゲがいた。
「ひ、緋炎さん？」
「カゲ、カゲカーゲ」
「ふむ、ブルーさえ良ければその子を引き取ってくれないか？恐らく、兄分としてブルーのことが心配なんじゃろう。」
「カゲ！」
そう、このヒトカゲはよく私のお世話をしてくれた。兄分達と同じような眼差しを向けてくるし、実際に助かっていたので頭が上がらないのだ。
「え、と、来てくれますか？」
「カゲ！」
こうして私の旅仲間が無事に増えた。ただでさえ、ピカチュウとイーブイは野生では捕まえにくい上に御三家の1匹が手持ちだなんて、豪華すぎません？？？
あーもう！どうにでもなーれ！(ヤケクソ)
「よし、先ずはトキワを超えてニビへLet's go！」
「「「ピカ！(ブイ！/カゲ！)」」」
こうして私の、私達だけの
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作者名：白狐 | 作成日時：2023年5月16日 19時
