紺碧の行先

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これは愚かな人間の話しである。

私には前世という記憶だった。前世の私は窮めて凡人だった。誰から見てもパッとしない人間、才能だってそこそこなのだ。

そんな私の話しを聞いてくれ。
何故私が前世の記憶を持ち、この世に産まれてきたのか？
恐らくこれは…

これは私の後悔

これは私の贖罪

これは私の改正

あぁ、前世の私よ、愚か者だった私よ。全てのものが今、ここに巡りに巡って廻ってきた。
きっと思いもしなかっただろう…何せは私は、

勝手に自己嫌悪を抱いて
勝手に描いた夢を諦めて
勝手に他者を羨ましがって
勝手に空回りし失敗をして
勝手に死んでしまった私

どれもこれも愚かな行為であった。それでも神は、愚かな私にチャンスをくれた。たった一度のチャンス、これを逃してしまえば恐らく …否、二度と来ない奇跡であり、偶然または必然なのだろう。

そんな私の話しであり、物語なのだが。どうか、最後まで読んでくれませんかね？

◇ATTENTION◇
･不定期的更新
･誤字脱字あるかもしれない
･誹謗中傷は辞めてください
･notパクリ
･微クロスオーバーあり

･執筆状態：連載中