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ふと、瞼を開くと薄く木漏れ日が注ぐ綺麗な部屋が見えた。
ベッドで寝ていたようだ。
身体の向きを変えると、小さく開いた扉があり、私は昨日のことを走馬灯のように思い出した。
嫌な事も、嬉しかった事も。
そしてそこが宮舘さんの家である事も。
上体を起こし、髪の毛を軽く毛ぐしで直し立ち上がる。
着ているのは、宮舘さんから借りたスウェットだ。
扉を開けると、少しリビングが広がっていて、いい香りとトントンという音が響いていた。
もう少し中に入るとキッチンで料理をしている宮舘さんがいた。
「おはようございます。」
そう声をかけると、手元を見ていた視線が私に向けられて、優しい笑顔で微笑んでくれた。
「おはよう。」
「すごくいい香り。」
キッチンの方に近づきながら言う。
「誰でも元気になれちゃう、舘様特製ブレイクファーストだよ。」
そういいながら、テーブルに2人分の朝食を出してくれた。
「朝食までありがとうございます。」
「いいの、いいの。さ、食べよう。」
彩りがとても綺麗な朝食を食べたのはとても久しぶりかも知れない。
「あ、俺今日午後仕事だから、午前中に家送ろうか？」
食べながらそう問われる。
「あ…」
「ちょっとまだ翔太とは顔合わせづらい？元彼だし、心配かけたくない？」
小さく頷く。
「じゃあ、俺ん家で仮住いするか。この間の話みたいになるけど、避難所みたいな感じにしてくれていいから。」
宮舘さんの気遣いはとても嬉しかったけれど、迷惑をかけていいものなのかと悩んでいると、
「迷惑なんじゃないかとか考えなくていいから。迷惑じゃない。正直1人は寂しいしね。」
そう、私の心を読んだように微笑んでくれた。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
