失踪中の親友は異世界で満喫してるらしい。 (ページ13)

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こっちの世界の海 2 ページ13

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冷たい。寒い。
今日は天気が良いはずなのに。

『どうして海は冷たいの！？』
「怒るな怒るな。」

優しく笑うユウ。
優しくなのでまだ許す
嘲笑いだったら許さなかった。

「そんな冷たくなくね？ほれっ。」
『あぁぁぁ！？待って待ってかけるな！？』

エースが水をかけてくる。
パシャッパシャッとか可愛い感じじゃない。
バシャバシャだ。とても冷たい。

『エースのせいでびしょ濡れなんだけど！？』
「海来てんだから濡れて当然っしょ？」
『私はあまり濡れたくなかったんだけど？』
「諦めるが吉ってね。」『絶許。』

僕らの会話を聞いてたのか余り2人は。

「ねぇ、デュース。置いてかれてるよ。」
「おっ置いてかれてるのだろうか、、、」
「仲良くなきゃダメじゃん。」
「話しかけるタイミングがな、、、」

いや、話は聞いてないね。これ。
ただの仲良い人だと思ってるね。
私今ほんっっと少しだけど怒っているけど？

「ねぇ、競争しない？ここからあそこまで、
誰が1番速いか、どう？楽しそうじゃない？」

『良いけど、君らは？』

「大丈夫だ。」「もちろんおっけ〜！」

全員の許可が得たので泳ぐ準備をする。
水泳は好きじゃない。カナヅチでもない。

慣れないといけないため水に全身を浸からせる

『えっ、冷たい。やめよ？帰ろう？』
「秒で辞めるじゃんウケる。」
『思ってないウケるは要らないよ！！！』