呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

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五条side

「さて、流れとはいえ女子高生の背中見たんだもの
　責任はとってくれるわよね？先生」

Aは老害どもを嵌めたときと同じ悪い笑みで
こっちを見た


ご「…えぇー、これは不可抗力だよ〜」

僕はAの笑みに嫌な予感がしたので
軽く反論をした


「…そういえば、呪術の中にはさっき伏黒君が言っていた反転術式っていう怪我を治す術式があるんでしょう？
　それってどこまで治せるのかしらねぇ…医学を学んでいる身として気になるわ〜」

僕の言葉を無視してAは話し始めた

笑顔で話しているが
その細められ眼は全く笑っていない


「…心臓も治せちゃったりして」

Aは目の前にいる僕と隣にいた傑だけに聞こえる声量でそう言った

ご(もしかして、もう悠仁のことを…！
　ほんと、油断ならないなぁ…Aは
いや、あの感じからして杏寿郎も勘づいてたな)

Aと杏寿郎は
僕と傑をまるで獲物を見るような眼で観察していた

アイツもそれを感じたらしく
面白そうにこっちを眺めていた

「先生、今から時間空いてるかしら？反転術式について詳しく教えて欲しいの
　家入さんに教えて貰ってもよかったのだけど、なんとなくあの人は感覚でやってそうだったから…
　これからのためにも、ね？」

有無を言わせない圧力をかけながら全て吐かせるという意思を込めてAは、僕と傑に返事を促してきた

その圧に耐えられず
僕と傑は口を引き攣らせながら頷いた

「じゃあ、時は金なりと言いますから早く行きましょうか」

そうして僕と傑は
他の子たちと離れた所に移動した後、仕方なくAに悠仁が生きていることを教えた


げ「それにしても、よく気がついたね
　見抜かれるとは思っていたけどまさか、帰ってきた直後に見抜かれるとは思わなかったよ」

ご「ほんとだよね〜
　恵から話を聞いた程度だっただろうに、なんでわかったの？」

「だって先生、私達の顔を見た瞬間に表情が一瞬硬くなったんだもの
　私と煉獄を警戒して何かしていることがバレバレよ
　それで鎌かけて見たら、わかりやすく伏黒を気にしていたから私達以上に伏黒にバレたくないことだとすぐにわかったわ
　あとは消去法で考えれば、1番に出てくるのが虎杖君のこと
　虎杖君の死に方は正直、生きている可能性が高いものだったからもしかしたらってね」

Aの推理はほぼ完璧と言えるもので
心の底からAたちが敵じゃなくて良かったと思った

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