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五条side
僕は自分が寝ていたベッドの端に腰掛ける体制になってAの話を聞くことにした
「私が五条先生に飲ませたのはセイヨウカノコソウという植物を主に使って作った薬です
セイヨウカノコソウは催眠効果があるので、睡眠導入や不眠なんかに使われるんですよ
いろいろな副作用もありますが、そこはしっかりしているのでご安心を…」
Aは実物を見せながら
他にもいろいろな薬を説明してくれた
ご「…なんで高校生がそんなの作って、持ち歩いてんの」
「ちゃんと資格は持っているので大丈夫ですよ」
ご「そういう問題じゃなくてねぇ…というか、なんでその歳で持ってんだよ」
「秘密です」ニコッ
ご「そう言われると逆に気になったちゃうよね〜」
「舌噛みちぎってもいいなら、聞いてくれて構いませんよ」
言うつもりはないらしい
どうやらAは
相当な秘密主義者のようだ
ご「それはちょっと困るかなぁ…」
「なら諦めてください
それより、体調はどうですか？だいぶ無理をしていたようですが…」
ご「…そういえば、いつもより体が軽いかも
もしかして、Aが何かしてくれたの？」
「お疲れのようでしたから、少しだけ…
いくら最強とはいえ貴方も人間なんですから、もう少し脳と体に気を使った方がいいですよ
じゃないと、壊れてしまいますからね」
少し前までただの一般人だったはずの女子高校生は
まるで医者のようだった
ご(女子高校生にこんなこと言われるなんて、なんか変な感じだなぁ…何故か悪い気はしないけど)
「さて、たしか屋敷の様子を見たいんでしたよね？
時は金なりとも言いますから、さっさと済ませてしまいましょう
案内しますから、ついてきてください」
そう言われて僕はベッドから立ち上がり
Aについていった
Aの屋敷は煉獄の屋敷とは違い
レトロな感じで、大正時代の病院みたいだった
そして、Aと色違いの蝶の髪飾りをつけAが今来ている服と同じようなものを着ている女の子たちがせっせと働いていた
みんなAよりも年下の小さな子供ばかりで
働くような年齢ではなかった
その子たちはAを見ると
"胡蝶様！"と言って笑顔で挨拶をしていた
Aは相当、この子たちに慕われているようだ
「あの子達はみな、私が引き取った子達ですよ
孤児であったり虐待をされていたりして普通の幸せを知らなかった子達です」
その言葉に僕は顔を歪めた
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ルカ(プロフ) - ユキにゃさん» 指摘してくださりありがとうございます。返信が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。 (2021年4月16日 1時) (
レス) id: d00150d434 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - ユキにゃさん» たぶん「足して2で割る」は、カナエ（例 4)+しのぶ（例 6）÷2=5って感じで同じ数字同士（同一人物）じゃなくて違う数字同士（別々の人物）的なやつかと。でも設定の「足して2で割る」は私の甘えでしてしまった物なのでしっかり修正させて頂きます。 (2021年4月16日 1時) (レス) id: d00150d434 (このIDを非表示/違反報告)
ユキにゃ(プロフ) - カナエとしのぶを足して2で割ったら結局元通りになりませんか。たまにそういう足して2で割るって言う人いますが、意味不明です。普通に二人に少し似てるとかで良いじゃないですか。小説は面白いのに勿体ない。 (2021年3月17日 13時) (レス) id: 3c1a2ed83c (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！ (2021年2月16日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 今1のお気に入りです！ (2021年1月17日 9時) (レス) id: c4f4a3849e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作成日時：2021年1月1日 5時
