呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

39 ページ41

伏黒side

げ「殺されるだけで済むならまだマシだったんだけどね…」

夏油先生のその一言に不穏な空気が流れた

げ「アイツらはAを胎として利用しようしたんだよ
　危険分子とはいえ力があるのは確かだったからね
　まだ高校1年生の生娘だからって、無理矢理孕ませて軟禁すればいいなんてアホなことを言い出したんだ」

ご「そして用が済んでから処刑すれば一石二鳥なんてほんと考えがクズだよねぇ…」

2人の言葉に先輩や俺たちは息を呑んだ

特に山本と同じ女である真希さんと釘崎は
胸糞悪そうにしていた


そんな中、親父は盛大に笑い出した

ふ(おい！笑い事じゃねぇんだよっ！)

空気の読めない親父の行動に
俺はすこし怒りを覚えた

と「ククッ…そりゃあ、随分と命知らずなことをアイツらは口走ったなぁ
　そんなことしたら、アイツらは全ての意味で殺されるぜ？…社会的にも、精神的にも、物理的にもな」

ご「そんなこと無いでしょ！…って言いたところだけど、そうも言えないのが恐ろしいね
　Aは最終的に、あのプライドだけはある老害共を真っ青にさせて頭まで下げさせたんだもん
　精神的に物理的にはどうするかは詳しく言ってなかったけど、社会的な殺し方は完璧だったよ」

そのときその場に居たであろう五条先生と夏油先生は
苦笑いをしていた

俺たちはそんな山本の一面に
驚きを隠せなかった

ま「あの老害どもをどうやって…」

と「どうせ、あの雨柱のことだ
ご友人様は確実に利用しただろ？
　あとは"無敗の最強剣士"を利用すれば簡単にできる
　日本代表に選ばれて海外からも認知されてるレベルの期待の星が行方不明になったら、世間は確実に騒ぐからなぁ
　そんな中でアイツらの名前を出せば、例え権力でどうにかしようとも簡単に底辺に突き落とせる
　流石、冷酷無慈悲な雨柱様だ
　権力も社会的価値も力も、何もかもがあの馬鹿どもより上なのを自分で理解してやがる」

ご「おぉよくわかったね、Aのしたことが」

親父の予想は的中していたみたいで
親父は鼻で笑っていた


パ「綺麗な顔してえげつない発想してんな〜、Aは
　いや、美人は怒ると怖いって言うからそれが普通なのか？」

ま「普通な訳あるか、バカ
　てか、社会的価値やら力はまぁ理解できるが権力がアイツらより上ってどういうことだよ？
　山本は普通の家庭の一般人で、しかもまだ高1なんだろ？」

と「…おまえらが知るにはまだ早ぇよ」

ま「はぁっ！？なんだそれ！」

40→←38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す