今日、叶わない恋をしました

32日目 ページ35

数ヶ月後


もう体育祭の時期


今は誰が何の種目をやるか決めている



担任「これ決める前にまず体育祭実行委員決めんぞ〜」





«えー»



皆が嫌がる


そりゃそうだろう


体育祭の中で一番めんどくさい仕事なんだから



担任「んーじゃあ男子はくじ引きでひいて〜」



男子「女子は〜？」


担任「当たったやつが選べばいいだろ」





どんな決め方だよ


相変わらず適当やね〜この担任




ゾロゾロと男子がくじを引いていく



男子「よっし俺ハズレ！」


男子「貴明お前当たっちゃったのかよ！」


貴明「まじかよ…」


女子「え？貴明くんが…？」

女子2「私立候補しようかな」

女子「貴明くんがなるんじゃ話が別よね」




このクラスの人気者


鈴木貴明くん
ｽｽﾞｷ ﾀｶｱｷ


彼がなってしまえば


女子達は目が変わる


まるで獲物を追う野獣のよう



貴明「先生〜これって俺選んでいいんだよね？」


担任「お？おん」


貴明「じゃあAさん」





え？

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