状況イグザサベイト！�� ページ30
大声で叫んだハーツラビュル寮生の1人が寮長さんに向かって何かを投げた。
投げられたものは寮長さんにあたり、ぐちゃりと割れた。
｢!?……なんだ…卵？寮生が投げた……のか？｣
｢誰だ！僕に卵を投げつけた奴は！｣
飛んでききたのは決闘の時、寮長さんを応援していた寮生たちの方からだった。
その中の誰かはわからないが、わからなくとも、もうその場の寮生全員の目は寮長への敵意を向けていた。
これが、ユウの言ってた一揆ってやつ……？
｢フ……ハハハ、アハハ!!!｣
突然、何かがプツリ途切れたように、寮長さんが壊れたように笑い出した。
｢うんざりだって？うんざりなのは僕の方だ!!!何度首をはねても、どれだけ厳しくしても、お前たちはルール違反をおかす！どいつもこいつも自分勝手な馬鹿ばっかり！いいだろう。名乗り出ないのなら、全員連帯責任だ！全員のクビを跳ねてやる！
『
｢う、うわああ!!逃げろ!!!｣
｢ぐええっ!首輪がっ……!｣
寮生たちに首輪が着けられ、周りの動揺が激しくなる。
｢アハハハ！どうだ！誰も僕に足も手も出ないだろう！やっぱりルールを厳守する僕が1番正しいんだ！｣
｢おやめなさいローズハートくん！ルールを守る君らしくもない！｣
学園長の停止の声も寮長さんは聞かず、狂ったように連発でユニーク魔法を使っていた。
あんなすごい魔法にリスクがないわけがないと直観的に感じた。
｢リドル！もうやめろ！｣
トレイ先輩の声にも寮長さんは聞く耳を持たなかった。
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トランプの化け物(プロフ) - 藍の華さん» ありがとうございます!!!更新遅めですが頑張ります！ (2021年1月11日 14時) (
レス) id: 0c97056075 (このIDを非表示/違反報告)
藍の華 - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください！応援しています! (2021年1月6日 17時) (レス) id: a501129fb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2020年12月24日 12時
