対戦メンバー！ ページ27
今から対戦相手を探すには時間が無い。
マジフトに出たいと教師陣にしばかれたくないで葛藤するエースとデュース。
正直自分も教師陣で出たいです。で、はいそーですかとはなるとは思えない。諦めるか否かで迷ってはいる。
そうしている間に、ウジウジする私たちに痺れを切らしたのかユウが｢あのなー、｣と呆れた様子で言ってきた。
.｢いいか、耳の穴かっぽじってよーく聞きやがれ。
日頃の行い云々の前に、そもそもこの学園の教師陣が手を抜いてくれるわけないだろ！俺は降りる!!｣
｢ふざけんな！お前も出ろ！｣
うん。いっその事今回は出場を諦めてもいいかもしれない。
そう思い始めていると、
｢なら、俺たちサバナクローが相手になるぜ｣
ジャックが救いの手を差し伸べてくれた。
『え、マジ……？』
｢教師チームが相手なんて、ママゴト丸出しだろうがよ｣
たぶんジャックは普段からあまり怒られるタイプじゃないんだろう。
あの教師陣との対戦がおままごとだなんて一体どんなサバイバルおままごとだ、という感想はあえて言わずに飲み込んだ。
｢なーんだ、お前案外いーやつじゃん♪｣
｢か、勘違いすんじゃねぇ。借りをさっさとチャラにしちまいたいだけだ！｣
.｢典型的なツンデレだな｣
｢うるせぇ！
いいだろ。先輩がた｣
目を向けたのは、レオナ・キングスカラーとラギー・ブッチの方向。
｢はぁ〜。ただでさえヘトヘトだっつーのにもう1試合増やそうってか。ジャックくん、鬼ッスねぇ……｣
｢あ゛〜。もう面倒くせぇ。纏めてかかってこいよ、草食動物ども。エキシビションっつっても、接待試合はしてやらねぇからな。覚悟しておけ｣
教師陣案が無くなったことにホッとしたのもつかの間、いうなれば今私たちは死因が変わっただけじゃないか？と気づいた頃には時すでにお寿司だった。
おまけ
｢ホッ……上手くまとまってよかった。またトレイン先生に3時間ほど小言を言われるところでした｣
.｢あはは。まあ、うっかり僕らがトレイン先生の前で口を滑らせなければの話ですけどね★｣
｢……監督生くん？冗談、ですよね……？｣
.｢体操着をもらえると思って必死に頑張ってたいたいけな少年の心を弄んだ罰だとでも思ってください★では！｣
｢待ってください監督生くん！そうだ！出店も出てることですし、少しお小遣いをあげましょう!!ですからこの件は……｣
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トランプの化け物(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます!!!!!┏○ﾍﾟｺｯまだまだ2章ですが、約300ページもあるものを一気読みしていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年1月8日 23時) (
レス) id: cf0e2ef387 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしてしまいました！更新頑張って下さい、楽しみにしてます！ (2023年1月1日 23時) (レス) @page5 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2022年12月19日 17時
