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お ページ5
貴女side
体育館の扉の前。バッシュと床の擦り合う音。ボールをついて、シュートする音。みんなの掛け声。
私は扉を開けて叫ぶ。
『まこちゃん!!会いに来たよ!』
「あ、水季ちゃんじゃん。花宮なら職員室ー」
『そうなの?原くん、ありがとう』
そっか、まこちゃん居ないのか。
結局まこちゃんに、マネージャーなんかいい。と断られてしまったので今は、図書室で勉強をして部活が終わる頃にまこちゃんに会いに来て一緒に帰っている。
明日から部活はオフ。なぜなら中間テストだからね!
次こそ、まこちゃんに勝つよ!
そのために明日はまこちゃんと勉強会だ。
私はこの時わかっていなかった。
頑張れば一番になれると思ってたし、お父さんにもお母さんにも褒めてもらえると思ってた。
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作者名:ゴリラ | 作成日時:2021年4月6日 2時