【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ22)

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浮上していく意識
瞼を開ければ私に繋がれている管が沢山あって‥腹部が凄く痛かった。

目覚めたばかりだが睡魔がやってきて眠る
再び起きた時には痛いが動けるレベルまでは回復していた、私の回復力は高いからな。

祖「A、？？」

『おじ、いさま‥』
祖「っ‥良かったぞ、本当に…」

お祖父様が私の頭を撫でて嬉しそうに笑う
夢のことはいまいち覚えていないけれど‥両親が後押ししてくれた気がする。だって、暖かかったから。

祖「儂は今から向かう所がある」

『‥私も行きます』
祖「勘が鋭いのは相変わらずだな‥だが、Aは完全に回復していないだろう？？」
『私は彼を死んででも守ると誓いました』
祖「死なれては困るのだが‥分かった、無理だけはするな」

私はその言葉に頷いて管を抜く
服を着替えてお母さんの女袴を来て日本刀を持つ。殺しはしない。鞘を抜く時は誰かを殺すと覚悟した時だけだ_

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コネシマside

「_死ねっ!!」

kn「あ"？お前が死ねや」
「が"ぁ"ぁ"あ"」
kn「俺からAを奪いやがって」

宗教団体のアジトに乗り込んで暴れる
俺からAを、この世で最も大切で愛してるAを、、

gr「流石に苦戦してきたゾ」

tn「そりゃ、14人で叩くって言っても非戦闘員も居るわけやし‥」
em「お役に立てずすみません‥」
gr「いいや、参謀としてよくやってくれているゾ。だが‥数の暴力、と言うものでな」

ht「この数を殆どAちゃんが相手したんでしょ？？あの子はほんと凄いね」

戦いながらそんな話をする
Aは一人で大半を相手したんや‥《彼氏》の俺もそれくらい出来るほど強くならな。

『_お前ら、喰らえ!!希望を絶望へ変えてやれっ!!!その快楽を私に寄越せっ!!!!』

「「「!?!?」」」

Aの声がっ‥
幻聴が聞こえたかと思えば大量の軍勢と共にAが和装で建物の屋上から降りてきた。

kn「Aっ!!!」

『コネさん‥痛いんだけど』
kn「おまっ‥死んだ、って…」
『実際死にかけだったんだけど‥ちゃんと生還しましたぁーw』

そう笑うAに安堵の涙が溢れ出す
俺が抱き着く力を強めれば痛いと言いながらも俺の頭を撫でる。生きてた、それが嬉しくてAに顔を近付ける。

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