【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ23)

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貴女side

コネさんが久し振りにキスをしてくる
一度かと思えば何度もで‥満足したのか彼は私から離れた。

kn「A、俺から離れんでや」

『それは無理☆』
kn「はぁぁあ!?ちょっ!!待てや!!!」
『私は自由に暴れるから♡♡』

日本刀で敵を気絶させれば狂喜に満ちる
この前の復讐、とでも行こうじゃないかっ!!

『_あはは!!w もっと来いよっ!!!』

「貴女は化け物ですかっ!!」
『化け物？褒め言葉だが、違うな？？』

私は主犯の野郎に刀を突き付けながら言う

『お前の崇拝してる《史上最強の般若》は私の母親だ、その血を受け継いでいるんだよ。私はな』

「なっ‥あの方の子供は一人ではっ!?」
『一人？どう言うことだ？？』
？「こう言うことだよっ!!!」
『くっ‥』

突然気配なく腹部を蹴られる
怪我をしている部分を丁度蹴られたもんだから服に赤い血が染みる。

？「ふふ‥不意打ちには弱いね」

『お前はっ‥!!』
？「お姉ちゃん久し振りだね」
『《誠二》がなんでっ!!』

弟が私の方面へ歩いてくる
ずっと会えていなかった、橘家に引き取られて家出したと聞いたからっ‥探してたっ…

『誠二‥家へ帰ろう、待ってるからっ…』

セ「それは無理かな」
『なっ‥誠二っ!!!』
セ「お姉ちゃんには死んで欲しいんだ」

ナイフを振りかぶる誠二を避ける
なんで私を殺そうとするんだ？理解が追い付かない‥

セ「僕はお姉ちゃんをこの手で葬りたい」

『なんでだっ!!』
セ「僕がこの世で最強になるため、かな？」
『最強になって何がある!?』
セ「高みがあるよ、だから僕は両親を殺したんだ。交通事故は僕が引き起こした」

そう言う誠二に心が苦しくなる
怒りが沸く、誠二が嘘を吐いたことは今まで一度もないから信じれてしまう。

セ「敵組織(ヤクザ)に情報を売って殺してもらった。僕とお姉ちゃんは子供だから興味ないみたいだったね～、大丈夫だよ？その敵組織は潰したから」

『殺す必要なんてなかっただろ!?』
セ「んふふ‥僕はお姉ちゃんの絶望が見たかったんだよっ!!最強にもなりたかったけれど一番はそれだっ!!!」

そう叫ぶ誠二を見て変わったんだな、と思い《日本刀の鞘》を抜いて投げ捨てる。

『ならば正々堂々‥殺し会おう(絶望を与えやろう)じゃないかっ!!!』

(続く)

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