あなたの役に立ちたいから ページ35
優鶴side
・・・・・・数日後である。
桜木一族、御六家の一端
鏡千邸には、
連日客人が訪れていた。
・・・・・・今日は・・・・・・。
「優鶴おにいさん!最近ご飯食べてる!?
ちゃんと寝てる!?また一緒に遊びに行こう!」
「見事にみんな知り合いだね・・・・・・」
優鶴「・・・・・・とりあえずみんな座ってくれ、
椅子は足りているか?」
「はい!たりてます!」
と
大食堂の椅子にみんなが座ると
エリーがお茶をみんなの前に出す。
優鶴「ありがとうエリー。
モアジャン、全員いるな?」
「みんないるわ」
優鶴「ビビバスもいるな?」
「はい。みんな揃ってます」
優鶴「レオニも」
「はい、全員います」
優鶴「ワンダショは・・・・・・言うまでもないか」
「優鶴おにーさん!この紅茶美味しいね!」
優鶴「それならよかった。」
ニーゴは今日都合が悪いそうだから、
今度俺が渋谷まで足を運ぶつもりだ。
・・・・・・まふゆもそれがいいだろうし。
優鶴「よし、手元にある資料を開いてくれ。」
ずらりと並んだ参加チーム
・・・・・・ユニットの中の一つを見て、
モアジャンの4分の3が驚きで目を丸くする。
優鶴「事務所が俺のこと嫌いだからな。
『想定内』だ。」
愛莉「・・・・・・っ」
雫「優鶴さん・・・・・・」
優鶴「いつものことだ、気にしてない。
・・・・・・えむ、おかわりは?」
えむ「ほしい!」
優鶴「エリー、たのむ」
遥「優鶴さん、は・・・・・・」
優鶴「言ったろ、『想定内』だ。
これは現時点の参加者一覧だ。
今回のコレ、桜木が大金注ぎ込んで
『中央区』からの承認も降りてる大規模な合同ライブ。
それぞれの業界を問答無用で巻き込んで、な。
あいつらから見たら『守護者の処刑』。
こっちから見たら『守護者への祀りごと』だ。
どのみちどの事務所からも干される、
わかりきった話だろ?
『メチャクチャにぶっ壊す』。 簡単だ。
必要なレベルには全員達してる。」
優鶴「コレを聞いて乗るかならないかはお前達次第だ」
類「では、こちら側の一覧は?」
優鶴「見るか? 相手の数が多すぎて絶望するぞ。
俺たちが50曲以上歌っても、
他のユニットに
3、4曲歌ってもらわなきゃ採算あわねぇ
お前らも学生だし、
MAX 3曲で手を打つ。
ワンダーランズショータイム、お前らには
番宣も存分に許可しよう。
勝敗は
『どれだけ客を楽しませることができるか』で決まる」
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作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時