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優鶴side
「統合騎士団、第7位殿・・・・！」
優鶴「『協力者』です。
通してもらっていいですか」
「えっ、ですが・・・」
野次馬「ねぇ、アレ。
優鶴様と左馬刻様じゃない？」
野次馬「ほんとだ！」
渋っている警官にも、野次馬の声が届いたらしい。
俺と左馬刻の顔を順番に見て、
はっとした表情をうかべる。
「TDDのーーー！」
優鶴「左馬刻、今のチームメイトは？
一人行動？」
左馬刻「一人がサツなンだよ。
もう一人を迎えにいった」
握手をしてから、
左馬刻が俺を引っ張って、
抱きつかせる。
優鶴「そっか、
ーーー久しぶり、左馬刻」
左馬刻「おう、・・・・また細くなったか？
これ終わったら、メシいくぞ」
優鶴「残念。先約がある。」
左馬刻から話してもらうと、
驚いた顔で駆けてくる
入間さんと、毒島さん。
優鶴「左馬刻、チームメイトが来たぞ。」
銃兎「左馬刻、お前彼に入れてもらってーーーー
去年の・・・・！」
去年？
前回の去年には、遭遇してないはず・・・。
左馬刻「コイツ、
イケブクロサンセットビルにいたンだよ、
銃兎、コイツ
部分的な記憶喪失で、
高校1、2年の記憶が抜けてんだ。」
優鶴「親しかった人の顔と名前は覚えてるのに、
それ以外がさっぱりで」
銃兎「いえ」
左馬刻「あん時は、まだお前がどんなやつか
詳しくわかんなかったが」
優鶴「たぶん、チラッと甘噛みしただけだろう？
俺が一郎に、
左馬刻の事務所に連れて行ってもらったのは
結成して、片手で足りる日にちだーって、
日記に書いてるし。」
左馬刻「結成3日後だ、
初めてお前と合わせたのも、
イケブクロサンセットビルだ」
そこは、前回と一緒か。
「歓談中、すみません。
作戦会議といきましょうねぇ？」
ーーー『反撃は一切許しません
壊れるまでやり続けます』
花「優鶴くん？」
優鶴「いっ・・・・」
左馬刻「おい、優鶴。
どうした？」
頭痛に顔を歪めて、
冷や汗が流れる。
いくら痛覚障害とはいえ、
この頭痛だけは、
感じてしまう。
不快だ。
それに、
これは・・・・。
『鼓膜、破った？』
ーーーイケブクロサンセットビルのーーー。
左馬刻「優鶴！」
ーーーあっ。
優鶴「焦んなくていい、ただ
イケブクロサンセットビルの事を、
思い出してただけだから
ーーー続けてくれ、花。」
花「ええ」
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作者名：クラウン | 作成日時：2021年2月17日 4時
