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ページ45

優鶴side


ーーーー勝った・・・?


満鶴『優鶴、幸い今日中はこっちにいられる。

後で、ゆっくり話そう。


私は、お前たちに沢山謝らないとね』


日鞠「えぇ、沢山“ありがとう”も言いたいの」


宗「それは、こちらも同じなのだよ」


ユニット衣装の宗が、
舞台に上がってくる。

後ろから

影片とーーー。


優鶴「千鶴」


千鶴「去年、

お兄様が沢山見せてくれた人たちと一緒に
こうして舞台に立てるなんて、

なんだか、夢みたいです」


マリオネットを彷彿とさせる衣装の千鶴が現れる。

宗が、許可したのか?



千鶴「日鞠様、お父様。

とっても、とっても素敵なステージでした」


満鶴「お前たちも、頑張って」

千鶴「はい、お父様」


優鶴「宗」


宗「僕が誘ったわけでは無いのだよ。

あくまで、彼女が自発的にそう言った」


千鶴「はい

ーー勝てる、・・・いえ

お兄様の出した条件が達成されるまで
何度でも私たちは舞台に立ちます!

それが、私達にできる
最大の恩返しです!」



優鶴「お前は、俺に似てるな

千鶴。

負けず嫌いだ。

出来ないことは、徹底的に突き詰めて
できるまでやる。


そこが美点だ、


お前らは、ウマが合うんだろうさな」



歌い始めてすぐに、
千鶴が宗に協力を呼びかけた理由を理解した。


成る程、
たしかにこれは、“芸術”だ。


ーーー

みか「これでも勝てへんのか・・・

足元にも、届かんのかぁ・・・・
凄すぎて、悔しくもあらへん・・・」


優鶴「やっぱ、

お前らは“宝石”だ・・・

あと、300カラットで俺の4分の1のスコアだぞ」


あ〜、もしかしておれ

今、楽しんでる?

笑ってる感覚も、自覚も無いけど
でも、

なんだろう。

この感覚は、嫌いじゃない。



羽鶴「まだまだ行くよ〜☆

次はハヅ達だよ!
兄様!」


つむぎ「待ってください!羽鶴ちゃん!」


ーーーー『Switch』?


優鶴「想定外ばかり起きる」


羽鶴「兄様って、ハヅの事甘くみてるでしょ?

ハヅは、もう
『守られるだけの弱い子』は卒業!

だって、それで兄様が擦り切れるなら
元も子もないから!

兄様が死んだらハヅも死ぬ!

以上!」



夏目「それじゃア、

約束通りにネ?『翼』さン?」


羽鶴「うんうん!

“桜木一族”は嘘をつかないよ☆

ばっちこい!
ハヅが君たちの『翼』になってあげる!」


宙「HUHU〜

かがちゃん先輩が少し驚いた顔な〜

翼のお姉さんが関係してるっぽいな〜」

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作者名:クラウン | 作成日時:2020年11月4日 23時

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