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優鶴side


ルヰは、今
俺の“権能”で舞台に立っている。

世界を行き来する為の“フェザー”を無くして

俺が、“調整”で消し去る前の“煌めき”を固めて
“フェザー”を作って

ルヰに付け直した。


優鶴「俺を殺す武器たちは、

着々と準備を進めてる」


夏希「ああ、お前のお望み通りにな」


レインボーコーデのストーンを手に、
ゲーム機みたいな装置の前に立つ。


俺はともかく、
夏希は“補助”がないと
“プリズムライブ”は無理だろう。

そう判断して、
大人しく補助を受けさせるつもりで
ここまできた。


優鶴「起動の仕方はわかるな?」


夏希「ばっちこい!」


“レインボーコーデ”と一言に言うが、
レディースはワンピースみたいなドレスで、

メンズは以外と様々な様式がある。

俺はほとんど
“sacred”のユニット衣装と同じだけど。

夏希は白い布地に
虹と同じ色が
ラインで入っているスーツになって


ステージに立つ。


りんね「優鶴、本当にいいの?」


優鶴「お好きにどうぞ?

“プリズムワールド”の女神サマ。
“プリパラ”の女神サマ方も一緒に殴りにこいよ。

お前らといて、“苦しかった”理由が
わかった。

全部全部、お前らは“許してくれた”からだよ。」


俺は、もう
“仕方ないね”と言われるのが“嫌だ”。

公平に扱われて、
公平に、公平に・・・・?


“公平って、なんだ?”


夏希「優鶴、大丈夫か?」


優鶴「あ、あぁ。悪い、夏希。」


夏希「お前の悪いくせだぞ?

さ、きりきり歌って踊るぞ♪」


ーーーーもう、何も考えたくない。

何も感じたくない。

“おかしくていい”から。


俺を許さないでくれ、

“赦し”も“許し”も欲しくはなくて、

ただ、俺は。
対等な立場でありたいだけだ。


優鶴「・・・♪〜〜!」


りんねとルヰは、本気でやった。


なら、俺もそれに応えるべきだ。
ーーーどれだけ大差をつけていようが。


弱いことが悪いとは、言わない。

けど、


強いことが悪いとも、言わない。



優鶴「♪〜♪♪〜」


あくまで、同じ条件下で。

プリズムライブを発動させて、
今まで使っていなかった“補助”を使う。

飛んできた“指揮棒”を手に、
軽く振る。


これが、“俺”のーーーー本質。

導くことだけに重点を置いてしまった、
俺の“咎”。


今はもう、“楽しくない”。

ただただ苦しくて、
悲しくて、


泣きたくなる、そんな・・・・・。

・→←2日目 シンフォニア



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作者名:クラウン | 作成日時:2020年11月4日 23時

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