22話 ページ25
ジョ「変じゃ さっきから気のせいか機体が傾いて飛行機しているぞ…。ま、まさか‼」
女「お客様どちらへ？この先は操縦室で立ち入り禁止です。」
ジョ「知っている！」
キャビンアテンダントは困っているようだが…というか目が覚めているなら、さっきのおじいさんが死んだ時は何をしてたんだ？おじいさんの悲鳴で起きたのか、それともある程度見ていたのか？どちらにせよ、スタンドはスタンド使いにしか見えない。つまりは一般市民には見えないということになる。
わたし達の言動を第三者が見ていたら、大変奇妙なことだろう。エメラルドスプラッシュだのスタープラチナだの横文字を乱用してカッコつけてる割には何もしてないように見えてしまうのだろう。
なんというハズカシサ…。
承「どけアマ」
承太郎がキャビンアテンダントを投げ倒して操縦室にズカズカ入っていく。
花「おっと失礼…。女性を邪険に扱うなんて許せんやつだが…今は緊急時なのです。許してやってください。」
女「はい。」
…。
一体何してるんだかあの二人は…。アヴドゥルさんを見ろ、ぽかんとした顔になってしまっている。たしかにわたしも今起きたことは見たけれど、認めない。キャビンアテンダントの周りが花が咲いたように明るく見えた気がしだが、認めない。
二人が格好いいだなんて事実、認めない。
貴「アヴドゥルさん。いいんですよ、あの二人なんてほっておきましょう。」
ア「あ、ああ。」
ジョ「なんてこった。してやられた。」
貴『時すでに遅し、か…。」
承「舌を抜かれている。あのクワガタ野郎！」
これはひどい…。わたし達のせいで一般市民を巻き込んでしまったなんて…
ガシッ。
貴「⁈だ、誰なの?」
誰かに肩を掴まれた。…これはキャビンアテンダントではない。
女性ではない、ごつごつした手…。
貴「⁈⁈」
じ「ぶわばばばあははー‼」
貴「おッおじいさ…。」
私の後ろにはさっき死んだはずのおじいさんが立っていた。舌はまっぷたつに裂け、喋るたびにびろびろと揺れて唾液と血を振りまいている。
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好桜(プロフ) - ツティスさん、ありがとうございます！すごく嬉しいです！精一杯頑張ります！ (2018年3月17日 21時) (
レス) id: 50d64b52ee (このIDを非表示/違反報告)
ツティス(プロフ) - 本文を見て、一目惚れしてしまいました。文字数制限のため多く語れなくて残念です。陰ながら応援させていただきます！ (2018年3月17日 19時) (レス) id: e0021f590d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：短冊団子 | 作成日時：2018年3月13日 23時
