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MV撮影から２日後＿＿
JO1「おはようございま〜す」
楽屋のドアを開けて
ぞろぞろと入ってきたメンバーの表情は明るかった
純「A！！おはよ！」
「おはよう」
しっぽをブンブン振ってるわんこのように
私の元にかけてきた純喜くん。
キラキラ輝く目に 深めのえくぼがよく似合うなあ。
そんな純喜くんの後ろからひょっこりやってきた
拓「…おはようございます、ヌナ 」
「……おはよう、なんか、眠そう？」
他のみんなは元気なのに、
拓実くんだけ、目をこすって今にも寝ちゃいそう
純「拓実、昨日何してたん？家におったんちゃうん？」
拓「…いたよ、家に」
純「じゃあなんでそんな眠そうなん？」
拓「………ゲーム」
ああ…、純喜くんと目を合わせてクスッと笑った。
そういうことか。
体調が悪いわけじゃないなら安心した。
「純喜くんからメイクするね、拓実くん、すこしねたら？」
拓「いいの…？ありがとうございます、ヌナ」
即座にソファーに倒れ込み、数秒後もう夢の世界に入り込んでた拓実くん。
どれだけ遅くまでゲームしていたのか…。
一先ず、これでよしとして
椅子に座って待っている純喜くんに近づいた。
「きのう、オフだったんでしょ？」
純「そ！景瑚と二人で買い物してきた！」
「わ、いいね〜」
よほど楽しかったのか、純喜くんの口は止まらなくて
ずーーっとお話をしてくれた。
佐藤くんは服が好きで、
大量に買って、帰り紙袋抱えて歩いてたのが面白かったとか
その中でも連れていってくれた
あるブランドが純喜くんのどタイプだったとか
こじんまりとしたカフェに入って飲んだ
コーヒーがめちゃめちゃ美味しかったとか
純「あと！おばちゃんのやってる屋台やねんけど、ここのトッポギほんまにうまかってん！」
携帯を開いて写真まで見せてくれた
「うわっすごく美味しそう…」
純「辛いんやけど、うまい方が勝つんよなあ」
「なんか、お餅も大きいね」
純「そ！そこやねん、さすがA、分かってるやん」
一体どの目線で言っているのか謎な純喜くん。
思わず笑ってしまうと、
なんで？と言いたげな表情で見てきた。
「お腹空くね、まだ朝なのに」
純「確かに、俺今日も食べたいもん。
そういやここからすぐやけど、今日行く？」
「？誰にいってる？」
純「Aしかおらんくない？」
…………え？
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作者名：ナビ | 作成日時：2021年9月10日 18時
