THE RAMPAGE 紅一点story 4 (ページ6)

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香水ページ6

Aside

今日は久々に事務所でレコーディング
今度瑛人さんとコラボをさせていただくことになり、絶賛「香水」の練習中

A『別に君を求めてないけど

横にいられると思い出す

君のドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ

別に君をまた好きになる

くらい君は素敵な人だよ

でもまた同じことの繰り返しって

僕がフラれるんだ』

どうしても龍友さんみたいに瑛人さんらしく歌えない
女の子としての感情が入ってしまう
こーゆー時、女の子じゃなくて男の子だったらなぁって思う

龍友「あらまた珍しい曲やっとるやん」
A『龍友さん！』
龍友「はいどうも龍友さんですよ
なんで香水やっとるん？ランペは新曲あるやろ」
A『今度瑛人さんとコラボさせていただくんです
でもどうしても失恋した男の子の気持ちになれなくて』
龍友「あ〜な？まぁ、恋したこと無かったら難しいやろな笑
Aは音楽とかダンスに恋してるやろ？
そーゆー恋じゃなくて本気で誰か一人を好きになってってゆうことや
それ無かったらキツいやろうなぁ」
A『ぐへ、』

確かに恋はしたことない…
音楽やダンスには恋してても誰か一人を本気で好きになるとかはない
なんと香水は難しいのか

龍友「まぁ、恋なんかしやんでも歌える曲とかあるやろ？
それと同じ感覚や
ランペでゆうINVISIBLE LOVEとかそうちゃう？
あれは男の子目線やと思うけどA綺麗に歌い上げてたやんか
あーゆー感じ」
A『インビジの時と同じ感覚…』

あ、分かったかも
あの時は思い続けてるのに手の届かないところにいる相手の女の子を思ってる男の子の気持ちを思ったんだ
香水も自分でイメージすればいいんだ

A『龍友さんいっかい聞いてて下さい』
龍友「おーええで」

A『でもみてよ今の僕を

クズになった僕を

人を傷つけて

また泣かせても

何も感じとれなくてさ』

ゆっくりと男の子の気持ちに入れ込むように歌い上げる

龍友「めっちゃ良なってるは
さすが、ランペの歌姫」
A『わーい
龍友さんコロナ落ち着いたら焼肉で』
龍友「どこでも連れてったるは」
A『叙々苑』
龍友「却下」
A『可愛い後輩の頼みを』
龍友「それはLIKIYAさんとか陣くんに頼んで」
A『あ、りょみっす』

ドルチェ&ガッバーナの香水のせいだよ
いい歌詞だよね
コラボ頑張ろう