Episodio L�� ページ11
『──ブチャラティチームの大体の動きはこんな感じ。残念だけど、彼らのスタンドはいまいちよくわかんない』
目撃情報が少なく、とりあえずどこかの隠れ家にいるという事しかわからなかったが、まあ上々ってとこだ。私ってば流石。
リーダーであるリゾットを除外し、皆でジャンケンをする。
ブチャラティチームを攻撃する順番決めだ。
複数人で行っても構わないが、裏切るとなると他チームへの根回し等も必要になってくる。そちらにも人員を割かなければならないので、一人ずつ送り込み一人ずつ無力化しようという作戦だ。
ブチャラティチームは確かに強いが、私達は何より仲間の強さを信じているから。
ホルマジオ
「くっそ、一番手は俺か。ま、しょうがねえな。相手が探知系の能力を持ってると少々厄介だが……」
イルーゾォ
「その次は俺か……。
プロシュート
「俺はペッシも連れて行く。頭に銃弾を3発ぶち込んでも生きてるような奴じゃあなければ大丈夫だろ」
ペッシ
「兄貴と行くんなら氷を持っていかねえと……。兄貴がいれば安心だね！俺の出番なんてないかも──まだ人を殺すのはちょっと怖いし」
メローネ
「二人の次は俺、だな。遠隔操作型だし良い母体さえ見つかれば、少なくとも俺が殺られることはないな」
ギアッチョ
「凍らせるっつーのはよォ〜〜、つまり物体の時間を止めるってことだぜェ〜〜？始末する前に地面にキスでもさせてやるよ」
『ブチャラティチームは6人だから……まあ、私までは回ってこないでしょ。でも再優先事項はトリッシュを手に入れることだからね、忘れないでよ？』
私はジャンケンで負けてしまったので、一応は7番手、ということだ。
が、まあ出番はないだろう。それぞれタイマンだとしても人数は丁度だし、誰かが複数人相手に片付ければもっと早く終わる。
リゾット
「くれぐれも浮かれるんじゃあねえぞ、お前ら。“楽しみだぞ”だとか“とどめだくらえ”とか“勝った”とか言っちゃあダメだ」
それと、と一呼吸置いて、さらにリゾットが続ける。
リゾット
「……仲間を信じるのは当たり前のことだが、それでも覚悟はしておけ。万が一ということもある」
そうだ……いくら皆が強いとはいえ、不利な状況で戦うことになるかもしれない。
ソルベとジェラートの時だって──。
大丈夫。
私達は生半可な覚悟で今まで“暗殺チーム”をやってきたわけじゃあない。
ラッキーアイテム
ボスの1人娘
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
丸亀 - 夢小説で初めて号泣しました😭ほんとに素晴らしい作品をありがとうございました。 (2022年6月28日 16時) (
レス) @page38 id: 4ebb3105a5 (このIDを非表示/違反報告)
シランケド(プロフ) - せいちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけると励みになります(*^^*) (2020年9月20日 8時) (レス) id: 70a88eb089 (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 今日初めて拝見したのですが、とっても素敵な作品で続きが気になりました！これからの更新楽しみにしています！ (2020年9月19日 19時) (レス) id: da5e2670c3 (このIDを非表示/違反報告)
シランケド(プロフ) - 酢昆布たゃんさん» ありがとうございます！ご期待に添えるよう、これからも頑張りますm(_ _)m (2020年8月3日 21時) (レス) id: 70a88eb089 (このIDを非表示/違反報告)
酢昆布たゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます！この作品大好きで投稿される度に楽しみにしてました！これからも頑張ってください！ (2020年8月3日 20時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シランケド | 作成日時：2020年8月2日 20時
