Plan.45 ページ47
もうっ…征十郎てば…
私あーゆーの全然免疫ないのに///
『はぁ…』
「あら、ため息なんてついたら幸せが逃げるわよ」
部屋を歩いてたら誰かに声をかけられた。
顔を上げると、背の高い綺麗な男の人が私を微笑みながら見ていた。
「実渕玲央よ、レオ姉って呼んでちょうだい。よろしくね、Aちゃん」
『えぇ、よろしく。レオ姉』
おネェさんだからレオ姉なのかな?
そんなことを考えていたらレオ姉の後ろからヒョイっと別の頭が飛び出した。
「あ!!さっきの子だ!!俺、葉山小太郎!えーっとAだったよね!?よろしく〜!」
『あ、うん。よろしくね、小太郎』
すごい元気な人ね…。
はは、と軽く笑ってしまった。
「うっわ!!近くで見るとAすっげー可愛いね!!いや、さっきから思ってたけどさあ!」
『へっ!?///』
いや、だからそーゆーの免疫ないんだってば!
「こら!小太郎!!アンタAちゃんを困らせたらダメじゃない!」
「俺困らせるようなこと言ってないもんね〜?A!」
『いえ、とても困ってます』
「あははっ!!Aって面白いね!」
え、うそぉ。
「お前らちょっとうるせーぞ」
『あら、ごめんなさい!えーっと…あなたは?』
「根武谷永吉だ」
よろしく、と握手を交わしたら後ろにも人がいることに気づいた。
『あなたも初めましての方ね?』
「!!よく俺に気付いたな」
「うおっ!?黛サンじゃん!!ビックリした〜」
なるほど、彼は影が薄いのか。
自分でそう納得した。
あ、名前聞いてなかったな。
えーと…マユズミ?
「黛千尋」
『千尋…?』
「俺の名前がどうかしたか?」
『あ、いえ。ごめんなさい。千尋って素敵なお名前ね』
そうか?と彼は無表情で言っていたが、心なしか少しだけ笑っているようにも見えた。
「黛サンばっかズルいって〜!!ね!レオ姉!」
「ヤダ…本当にAちゃん可愛いわ。どうしたらこんなに肌も顔立ちも綺麗になるのかしら?うらやましいわ〜♪」
「え、ねぇ無視!?」
小太郎が騒いでいる隣でそんなことを言って私のほっぺをサラッと触るレオ姉。
『そんなことないわ、レオ姉の方が女の私よりもずっと綺麗だもの』
「ヤダ、嬉しいこと言ってくれるわね!」
両手で頬を抑えてそう言う。
何この人めっちゃ綺麗。
…本当に今女やめたい。
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ぽぽぽぽんこつ(プロフ) - タナナさん» コメントありがとうございます!ぼちぼち更新していきます(*^o^*)よろしくお願いします♪ (2015年6月10日 16時) (レス) id: df2d20a104 (このIDを非表示/違反報告)
タナナ(プロフ) - 続きが楽しみです!無理せず、更新していって下さいね(^o^) (2015年6月10日 14時) (レス) id: fad6927b23 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽぽんこつ(プロフ) - マイルさん» コメントありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))最強主人公かっこいいなと思って作りました(笑)これからもたくさん更新していきますっ! (2015年6月5日 0時) (レス) id: df2d20a104 (このIDを非表示/違反報告)
マイル - ちょーおもしろいです!夢主ちゃんつよくてすっごいかっこいい…///更新頑張ってください!応援してます! (2015年6月4日 22時) (レス) id: e23714e139 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽぽんこつ(プロフ) - 百鬼さん» 勿体無きお言葉です(T_T)本当にありがとうございます!今からまた更新しますね(笑) (2015年6月3日 20時) (レス) id: df2d20a104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽぽぽぽんこつ | 作成日時:2015年5月22日 0時