Plan.30 ページ32
私が隔離されていた部屋から出ると、真っ暗な廊下が続いていた。
真っ白な部屋にいたせいか、かなり目がチカチカする。
ようやく目が慣れてきたところで、探索を開始することにした。
早く彼らと合流しなければ。
とりあえずここは何階なんだろう？
廊下をまっすぐ突き当たりまで走るとエレベーターを見つけた。
《B18》と書いてある。
地下18階か。
ハイブでは1番下の階のはずだから上に向かわないと…。
だが電気がついていないので恐らく止まっている。
ボタンを押すと、やはり反応してくれなかった。
『仕方ない。階段探そう…』
記憶が正しければ…と、エレベーターの右の方へ走る。
すると15m程先に非常用の階段を発見した。
そこを一気に駆け上がる。
一応、私の中で目的の階は決まっている。
が。
なかなか思う様に進ませてくれないのがこいつら。
『アンデッド…』
B15まで来た時に階段の踊り場をうろついていた3体のアンデッドが私に気付いて襲いかかってくる。
でもこんなところで銃を使えば弾がもったいない。
そう思って手前のアンデッドが私に手を伸ばして来た時、すぐにしゃがみ奴の足を引っ掛けて転倒させ、首を捻った。
残りの2体は手刀を落として、回し蹴りで頭を狙った。
ドスッと鈍い音が響いて3体が地面に倒れているのを確認すると、私はそのまま階段を上に登って行った。
.
.
.
『よし…ついた。12階』
彼らがここにいるのは間違いない。
さっきモニターで見たあのモニタールームは12階にあるものだし、ここから少しだけど血の匂いがする。
そんなことを思い、一歩前に歩き出そうとした。
パンッ
乾いた音が遠くから鳴る。
銃声だ。
彼らが発した物だと即座に判断し、音のする方へ走り出した。
パンッパンッ！！
激しい銃声はどんどん近づいている。
それと同時に唸り声と人の話し声が微かに聞こえてきた。
突き当たりを左へ曲がるとアンデッドの大群が一つの部屋に群がっているのが見えた。
その部屋から銃声も聞こえる。
『ここか！！』
私は部屋の出入り口の後ろあたりに居るアンデッドから次々首を捻り、脊髄を直撃する様に蹴りを入れる。
かなりの数いるが、中の人たちは大丈夫だろうか。
すると突然銃声が止んだ。
「赤司！もうこっちは弾切れや！」
「俺のもだ！！」
日本語…？
「最終手段は手榴弾しかない」
手持ちの銃が全部弾切れか。
ここは私がやるしかない…。
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ぽぽぽぽんこつ(プロフ) - タナナさん» コメントありがとうございます！ぼちぼち更新していきます(*^o^*)よろしくお願いします♪ (2015年6月10日 16時) (
レス) id: df2d20a104 (このIDを非表示/違反報告)
タナナ(プロフ) - 続きが楽しみです！無理せず、更新していって下さいね(^o^) (2015年6月10日 14時) (レス) id: fad6927b23 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽぽんこつ(プロフ) - マイルさん» コメントありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))最強主人公かっこいいなと思って作りました（笑）これからもたくさん更新していきますっ！ (2015年6月5日 0時) (レス) id: df2d20a104 (このIDを非表示/違反報告)
マイル - ちょーおもしろいです！夢主ちゃんつよくてすっごいかっこいい…///更新頑張ってください！応援してます！ (2015年6月4日 22時) (レス) id: e23714e139 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽぽんこつ(プロフ) - 百鬼さん» 勿体無きお言葉です(T_T)本当にありがとうございます！今からまた更新しますね（笑） (2015年6月3日 20時) (レス) id: df2d20a104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽぽぽんこつ | 作成日時：2015年5月22日 0時
