笑 門 来 福 ２【HQ】【月島蛍】【山口忠】

登校 ページ38

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朝起きて美味しい朝ごはんを食べて今は登校中




同じ家から出るって言うのがすごく違和感を感じた。




まあそれが普通なんだけどさ。




私はそんな思いを消すように話題を探した。




『私さ、数学めっちゃ好きなんだよね。』




「…え、ふーん。」





突拍子もなく言ったので少しつきは驚いてた。




『なんでか気になる？』




「…ただ計算が好きとかだったらいちごミルク奢りね」




『そんな理由じゃないよ』





「どうぞ。話してみてよ」






『数学ってさ、答えがもう決まってるじゃん？』





「まあたしかに。」





『解き方とかに違いはあれど、答え、行き着く場所は同じ。それってすごく単純じゃない？』




「うん。」





『それに数学ってすっごい昔からあるんだよ。
それこそエジプト文明があった時から。』





「うん」





『過去の人たちが必死で考えたものを私達は引き継いでるの。それってさ、なんか…』






「うん」





『すごいよね！！』






「もっといい言葉あったでしょww」






『私理系なんだもの。』





そんな話をしていたら教室につき私たちは別れた。

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