笑 門 来 福 ２【HQ】【月島蛍】【山口忠】

月島家2 ページ23

「待ってたわよ！Aちゃん！！」






『2日連続すみません。』






「いいのよー！！大歓迎よ！！」





「溝口、先風呂はいっていいよ」





『先に入んなくていいの？』





「いいよ。お客さんだし。」





『…え、でも、』





「いいから」





「そうよ！Aちゃん！温まっておいで！」





『ありがとうございます』





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温かいお風呂。




2日連続で悪いなーと思いつつ、すごく感謝していた




このシャンプーいい匂い。




どこの商品だろ…




後で聞いてみよっと。



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お風呂を上がると美味しそうな匂いがしてきた。




『いい匂い…』




服を着てリビングに向かう。




髪の毛はまだ少し濡れてたけど、水が垂れるほどではなかったからそのままにした。




リビングに入ると月島くんのお母さんは料理をしていて月島くんは部屋着に着替えていた。



『お風呂ありがとう』



「いいよ。ねえ、髪の毛濡れてんじゃん。」




『あ、ごめん。でも、もう雫落ちないしいいかなって思って…』




「風邪ひくよ。ちょっとまってて」





どこかに何かを取りに行った月島くん。




何しに行ったんだろ。




戻ってきた月島くんが持っていたのは



『クシとドライヤー？』




「ここに座って」



ソファーに座った月島くんは足と足の間の床を指でさしながら言った。




『…マジですか』




「まじだけど」

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