笑 門 来 福 ２【HQ】【月島蛍】【山口忠】

教室 ページ11

教室に着くと一目散に舞はやってきて




「A！！体調大丈夫なの？？スマホに連絡入れても全然帰ってこないし！！昼もいなかった…」



『うん、連絡入れれなくてごめんね。もう大丈夫。保健室で休んだら楽になったよ』





「…なんで嘘つくの？」




『何が？』




「保健室にいなかったのに、なんで保健室にいたって嘘つくの？？」




『え、』




なんで知ってんの…




「私が確認しないとでも思った！？なんでホントのこと言ってくれないの！？私たち親友でしょ！？」




ホントのこと言ったところで、





『…何か変わるの？』ﾎﾞｿｯ




「え？」





『言ったところで、何か変わる？』





「変わる。言わないよりは絶対変わる！！
ねえ。私、Aに何かした！？Aが傷つくようなこと！！！言ってくれなきゃわかんないよ。」





『もう、変わんないの！！！！もう、疲れた。
舞のことで悲しくなるのも、辛くなるのも。





色んな人から相談されて！！初めの方は良かった。
でも、舞は鈍感すぎるんだよ！！
周りからの好意に全然気づかない！！






だからみんな傷ついてた！！それを見るのも聞くのも辛かった！！







最終的には私の好きな人の相談まで受けるようになって、舞と付き合って！！もう舞見るだけで辛いんだよ…』







「え…好きな人？私と付き合った…？」

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