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杖を着いた人のことを走って追いかける二人

幼玲玲「お父さん!」

幼猫猫「おやじー!」

玲玲が目を覚ますとそこは見覚えのない部屋

玲玲(……なんだこの部屋。そうか昨日あのまま)

昨日あったことをゆっくりと思い出すと…

桜花「何言ってるの!吐き出したからって無事なわけないでしょ?」

愛藍「毒を食べた大臣は大変だったんだから」

貴園「病人はゆっくり寝てて」

そう三人に言われ三人にこの部屋に放り込まれたのを思い出した。

玲玲(おかげでゆっくり寝られたものの流石に昼間では寝すぎた。早く支度を済ませないと侍女としてまずい…。しかし、今更すっぴんはねぇ)

玲玲は普段着に着替えいつも通りそばかすの化粧をすると玉葉妃のところえ向かった。

玉葉妃のところでは鈴麗がはしゃぎながらハイハイをしていた

玉葉妃が玲玲が来たことに気がつくと

玉葉妃「あら今日くらい休んでもよかったのに」

玲玲「そうも行きません。何かあればお申し付けください。」

玉葉妃「あら?そばかすが…」

玲玲「落ち着かないのでこのままでもよろしいですか?」

玉葉妃「それもそうね。あの侍女は何者だって皆から詰め寄られて大変だったから」

玲玲「申し訳ございません」

玉葉妃「いいのよ。それより朝から高順が来ているけどどうする?」

玲玲「え?」

玉葉妃「暇そうだったから今は外で草むしりをしてもらっているんだけど」

玲玲「草むしり…」

玲玲(頼むほうも頼むほうだがするほうもするほうである。園遊会の時は結構な高官の席にいたけど、さすがマメ男。あの男はあの男で侍女たちの心を掴んでいるのに違いない)

玲玲「応接間を貸していただいてもよろしくでしょうか?」

玉葉妃「わかったわ。紅娘」

紅娘「はい」

玲玲(心なしか紅娘の目も輝いているような…)

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cider(プロフ) - ミルクさん» 見落としていました。教えて頂きありがとうございます! (2月1日 10時) (レス) id: 8f0a8c9356 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 確認ミスだと思われるのですがオ.リ.フ.ラが付いてしまっていますよ (2月1日 10時) (レス) id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cider | 作成日時:2024年1月30日 18時

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